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李俊錫氏「ミサイルを撃てば迎撃」、6度目の仮処分申請を予告

李俊錫氏「ミサイルを撃てば迎撃」、6度目の仮処分申請を予告

Posted September. 20, 2022 08:32,   

Updated September. 20, 2022 08:32

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「ミサイルを撃たれれば、THAAD(高高度迎撃ミサイルシステム)やパトリオットで迎撃するしかない」

与党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)元代表(写真)は19日、フェイスブックに「仮処分申請は不合理な様々なことに対する防衛的行為」とし、「攻撃用ミサイルを撃たれなければ迎撃ミサイルを飛ばす理由はない」と書いた。党の中央倫理委員会が前日、自身に対する追加の懲戒手続を開始したことに対して、さらなる法的対応に出ることを予告したのだ。李氏は、「仮処分の対象となる行為をしなければいい」とも書いた。そして、「『なぜそのように多く仮処分申請をするのか』と言うが、無理な行動を多く先制的にするためだ」と話した。

党内外では、党倫理委の追加懲戒手続き開始を受けて、李氏が仮処分申請に出るものと見ている。李氏側はこれまで、朱豪英(チュ・ホヨン)非常対策委員長(当時)の職務停止を要請した最初の仮処分申請を含め、裁判所に計5度の仮処分を申請した。今回追加すれば6度目となる。

李氏側の弁護人団も同日、立場文を出し、「『国民の力』倫理委の李氏対する懲戒開始決定は、3、4回目の仮処分に影響を及ぼそうとする司法妨害行為」とし、「仮処分で相次いで敗訴したことによる裁判報復行為」と批判した。

李氏は同日、鄭鎮碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長と党倫理委員の劉相凡(ユ・サンボム)議員が自身の懲戒に関して言及したメールが流出したことについても非難した。李氏はフェイスブックに、「倫理委員と非常対策委員長が警察の捜査結果を予測して懲戒を相談し、指示を下した」とし、「無理なことをするので、このように写真に撮られるのだ。100回誤れば1回ぐらいは撮られる」と皮肉った。


クォン・グヨン記者 9dragon@donga.com