悪性賃貸人が踏み倒した保証金が4年間で117倍増
Posted September. 26, 2022 08:47,
Updated September. 26, 2022 08:47
悪性賃貸人が踏み倒した保証金が4年間で117倍増.
September. 26, 2022 08:47.
by チェ・ドンス記者 firefly@donga.com.
借家人の伝貰(チョンセ=賃貸住宅の保証金)の保証金を何度も返さなかったり、連絡を絶って行方をくらます悪性賃貸人の保証事故額が、この4年間で100倍以上増加したことが分かった。25日、与党「国民の力」の徐一俊(ソ・イルジュン)議員室が、住宅都市保証公社(HUG)から提出を受けた資料によると、「集中管理多住宅債務者」の伝貰保証金の返還保証事故金額は昨年は3513億ウォンで、2018年の30億ウォン比117倍に増えた。集中管理多住宅債務者とは、HUGが代わりに借家人に保証金を返した事例が3件以上であり、その金額が2億ウォン以上だったり連絡の途絶えなどで返済意志のない賃貸人をいう。今年1~7月の集中管理多住宅債務者の保証事故額は、1938億ウォン(891件)に達する。昨年の保証事故額が3513億ウォン(1663件)であることを考慮すれば、今年の保証事故額は昨年とほぼ同じか上回るものと見られる。今年7月末基準で、HUGに登録された集中管理多住宅債務者は計203人(個人は179人・法人は24ヵ所)で、彼らが起こした伝貰保証事故は3761件、未返還保証金は7824億ウォンだった。年齢別の被害状況を見ると、このうち、△30代の2019件(4204億ウォン)が事故件数と被害額が最も多かった。△20代は788件(1601億ウォン)、△40代は590件(1240億ウォン)、△50代は229件(505億ウォン)などの順だった。住宅タイプ別では、ビラ(連立・多世帯住宅)などの非マンションで保証事故が多く発生した。連立・多世帯・一戸建て・長屋の事故額は、2018年は9億ウォン(5件)に止まったが、昨年は2332億ウォン(1072件)に急増した。マンション・オフィステルは、2018年の21億ウォン(10件)から昨年は661億ウォン(380件)に増えた。
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借家人の伝貰(チョンセ=賃貸住宅の保証金)の保証金を何度も返さなかったり、連絡を絶って行方をくらます悪性賃貸人の保証事故額が、この4年間で100倍以上増加したことが分かった。
25日、与党「国民の力」の徐一俊(ソ・イルジュン)議員室が、住宅都市保証公社(HUG)から提出を受けた資料によると、「集中管理多住宅債務者」の伝貰保証金の返還保証事故金額は昨年は3513億ウォンで、2018年の30億ウォン比117倍に増えた。集中管理多住宅債務者とは、HUGが代わりに借家人に保証金を返した事例が3件以上であり、その金額が2億ウォン以上だったり連絡の途絶えなどで返済意志のない賃貸人をいう。
今年1~7月の集中管理多住宅債務者の保証事故額は、1938億ウォン(891件)に達する。昨年の保証事故額が3513億ウォン(1663件)であることを考慮すれば、今年の保証事故額は昨年とほぼ同じか上回るものと見られる。
今年7月末基準で、HUGに登録された集中管理多住宅債務者は計203人(個人は179人・法人は24ヵ所)で、彼らが起こした伝貰保証事故は3761件、未返還保証金は7824億ウォンだった。年齢別の被害状況を見ると、このうち、△30代の2019件(4204億ウォン)が事故件数と被害額が最も多かった。△20代は788件(1601億ウォン)、△40代は590件(1240億ウォン)、△50代は229件(505億ウォン)などの順だった。
住宅タイプ別では、ビラ(連立・多世帯住宅)などの非マンションで保証事故が多く発生した。連立・多世帯・一戸建て・長屋の事故額は、2018年は9億ウォン(5件)に止まったが、昨年は2332億ウォン(1072件)に急増した。マンション・オフィステルは、2018年の21億ウォン(10件)から昨年は661億ウォン(380件)に増えた。
チェ・ドンス記者 firefly@donga.com
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