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キム・ミンジェがセリエA月間最優秀選手賞受賞、アジア選手初の偉業

キム・ミンジェがセリエA月間最優秀選手賞受賞、アジア選手初の偉業

Posted October. 03, 2022 08:52,   

Updated October. 03, 2022 08:52

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9月の代表戦2試合からイタリアに戻ったキム・ミンジェ(26=ナポリ)がアジア選手としては初めてセリエA今月の選手に選ばれた。27日、カメルーンとの親善試合を終えた後、12時間以上飛行機に乗ってナポリに到着したキム・ミンジェは、4日ぶりに試合にフル出場し、チームの勝利に貢献した。

キム・ミンジェは1日、イタリア・ナポリの本拠ディエゴ・アルマンド・マラドーナ競技場で行われたトリノとのセリエA第8節試合に先発出場し、チームの3-1の勝利に貢献した。リーグ連続試合無敗を8に伸ばしたナポリ(6勝2分け=勝ち点20)は2日現在、1位をマークしている。

先月23、27日に行われた代表戦2試合にフル出場したキム・ミンジェは、同日の試合で時差に慣れていない様子を見せた。後半25分にはテレビ中継カメラに体力的に苦しそうな表情を浮かべながら腰を下げる姿も映った。しかし、決定的な瞬間ごとに集中力を発揮し、相手の攻撃を阻止した。

同日、キム・ミンジェはシュートブロック4回、クリア7回、インターセプト2回などを記録したが、いずれもチーム内1位だった。相手に渡ったボールを素早くウ奪い返すリカバリーも6回記録した。スポーツデータ分析専門サイトのソファースコアは、キム・ミンジェにチームで3番目に高い7.4をつけた。

試合に先立ち、キム・ミンジェは9月、月間最優秀選手賞トロフィーを受け取った。キム・ミンジェは現地時間基準で9月に行われたリーグ3試合のうち、ラツィオとACミランの2試合にフル出場した。セリエAを代表するFWチーロ・インモビーレ(32=ラツィオ)とオリビエ・ジルー(36=ACミラン)を封じ込め、ラツィオ戦でゴールも決めた。ゴールポスト近くに来たボールを取り除くクリアは2日現在、39個でリーグ全体1位に上がっている。セリエAのルイージ・デ・シエルボ最高経営責任者(CEO)は、「キム・ミンジェを見ているとナポリが夏の移籍市場でどれほど仕事が上手だったかが分かる」とし、「キム・ミンジェは自分が守備の壁であることを証明し、インモビーレとジルーを効果的に止めて守備陣を導いた。月間最優秀選手に選ばれるだけの価値のあるDFだ」と評価した。

キム・ミンジェは試合後、「ナポリでプレーできて本当に幸せだ」とし、「ルチアーノ・スパレッティ監督は特別だ。僕は守備でもっと発展しなければならないが、監督と一緒ならできると信じている」と話した。

1年6ヵ月ぶりに代表チームに復帰したが、9月の代表戦2試合に出場機会がなかった李康仁(イ・ガンイン=21、マジョルカ)は所属チーム復帰後に大活躍した。李康仁は2日、スペインのラ・リーガ1位を走っているFCバルセロナとのホームゲームにフル出場した。ソファースコアは李康仁にチームで最も高い7.3の採点をつけた。リーグ得点1位(9ゴール)のロベルト・レヴァンドフスキ(34)に前半20分、決勝ゴールを奪われたマジョルカはバルセロナに0-1で敗れた。

孫興民(ソン・フンミン=30、トッテナム・ホットスパー)はプレミアリーグのアーセナル戦に先発出場し、後半27分に交代した。シュートは1本も記録できず、チームは1-3で敗れた。


金培中 wanted@donga.com