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アルバレスが逆転サヨナラ弾、ヒューストンが地区シリーズ第1戦を制す

アルバレスが逆転サヨナラ弾、ヒューストンが地区シリーズ第1戦を制す

Posted October. 13, 2022 08:57,   

Updated October. 13, 2022 08:57

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米大リーグのアメリカンリーグ・地区シリーズの最多本塁打記録(62本)を塗り替えたアーロン・ジャッジ(30=ニューヨーク・ヤンキース)が12日、今季初のポストシーズン試合に臨んだ。しかし、この日、本塁打で活躍したのはジャッジではなく、ヨルダン・アルバレス(25=ヒューストン・アストロズ)だった。

アルバレスは同日、本拠ミニッツメイドパークで行われたシアトル・マリナーズとのA・リーグ地区シリーズ第1戦(5回戦制)で、チームが5-7でリードされた9回裏の2死走者1、2塁の状況でサヨナラ本塁打を放った。

MLB公式ホームページの「MLB.com」によると、この本塁打が出るまでシアトルが勝利する確率は91%だったが、アルバレスは1度のスイングでこの確率をゼロにした。メジャーリーグのポストシーズン(PS)史上、これほど勝利確率を大きく覆したプレーはなかった。

ヤンキースも同日、本拠ヤンキースタジアムでクリーブランド・ガーディアンズに4-1の逆転勝ちを収めたが、ジャッジーは安打なしに1四球、3三振に止まった。その代わり、ハリソン・ベイダー(28)とアンソニー・リゾ(33)が本塁打を一本ずつを放ち、ヤンキースが2年ぶりにPSで勝利を記録するのに貢献した。

今年初のナショナルリーグ地区シリーズでは、ホームラン打者ブライス・ハーパー(30)が381日ぶりに犠牲バント記録を残すなど、必要とする場面でチームプレーで得点を挙げたフィラデルフィア・フィリーズが前年の世界覇者アトランタ・ブレーブスに7-6の辛勝を挙げた。

韓国人大リーガーの中で唯一PSに出場したキム・ハソン(27=サンディエゴ・パドレス)は同日、敵地でロサンゼルス・ドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ第1戦で4打数1安打1得点を記録したが、チームの3-5の敗北を止めることはできなかった。


任寶美 bom@donga.com