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習近平主席、米の対中禁輸に対抗して「半導体闘争」宣言

習近平主席、米の対中禁輸に対抗して「半導体闘争」宣言

Posted October. 18, 2022 08:58,   

Updated October. 18, 2022 08:58

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中国の習近平国家主席が16日、「大事な中核技術を巡る戦いを断固として勝ち抜く」考えを明らかにしたことを受け、バイデン米大統領の対中国半導体輸出規制に対抗して「半導体闘争」を宣言したという観測が流れている。専門家らは、習氏が3期目に米中間の先端技術覇権競争の激化を予告したと指摘した。

習氏は、中国共産党第20回党大会の開幕式での政治報告で、「高度な科学技術の自存態勢の実現を加速させ、大事な中核技術を巡る戦いを断固として勝ち抜き、世界の重要人材の集積地を建設し、人材獲得を巡る国際競争で優位に立つべく努力する」と強調した。中国政府系英字紙チャイナ・デイリーは17日、「習主席が先端科学技術の発展で(米国との)産業競争で勝利するためにスピードを出すだろう」とし、「全世界の産業で中国の影響力がさらに大きくなるだろう」と報じた。米ブルームバーグ通信は、「習氏の演説は、中国の先端技術能力を抑制し、台湾に対する軍事活動を抑止しようとするバイデン氏の挑戦に勝利する準備ができているということ」と指摘した。

バイデン氏は、当大会開催直前の12日(現地時間)に発表した国家安全保障戦略で、中国に対する先端技術規制の拡大を取り上げ、「米国の唯一の競争相手である中国」との競争に勝利すると強調した。米国が今月初めに発表した高強度の半導体輸出規制により、中国内の米国の半導体人材が中国を離れていると米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じた。


金祺容 kky@donga.com