2050年には10世帯に4世帯が「1人暮らし世帯」
Posted October. 21, 2022 09:00,
Updated October. 21, 2022 09:00
2050年には10世帯に4世帯が「1人暮らし世帯」.
October. 21, 2022 09:00.
by 世宗市=ソ・ヨンビン記者 suhcrates@donga.com.
2050年の単身世帯の割合は、全世帯の40%に迫るものと予想された。特に全羅南道(チョルラナムド)など11の広域地方自治体では、1人暮らしの世帯の60%以上が60歳以上の高齢層であると予想される。脆弱階層である一人暮らしの高齢者世帯に対する政策支援を拡大する必要があるという指摘が出ている。統計庁が20日発表した「将来世帯推計市道編:2020~2050年」によると、2050年の単身世帯は905万世帯で、2020年(648万世帯)に比べて39.7%増えるものとみられる。これに伴い、全体世帯に占める1人暮らしの世帯の割合は、2020年の31.2%から2050年は39.6%に高くなる。約30年後は10軒中4軒が1人暮らしの世帯であることになる。2050年には、全国のすべての市道で1人暮らしの世帯の割合が最も高いものと予想される。2020年はソウルや大田(テジョン)など、12の広域自治体で1人暮らしの世帯の割合が最も高く、出生率の高い世宗(セジョン)など残りの5つの広域自治体では「夫婦および子供」世帯の割合が最も高かった。2050年の世帯タイプ別の割合は、1人暮らしの世帯が39.6%、夫婦世帯が23.3%、夫婦および子供世帯が17.1%だ。単身世帯は、主に高齢層を中心に増えている。2050年、全羅南道(チョルラナムド)、慶尚南道(キョンサンナムド)、慶尚北道(キョンサンブクド)など11の広域自治体で、1人暮らしの世帯の60%以上が60歳以上の高齢層で構成される見通しだ。単身世帯が増え、総人口減少にもかかわらず全体世帯数は増える。世帯数全体は、2020の年2073万世帯から2050年は2285万世帯へと10.2%(212万世帯)増えるものと試算される。2050年の平均世帯員数は、京畿道(キョンギド)や世宗を除いた15の広域自治体で2人未満になる。急激な高齢化で、65歳以上の高齢者が世帯主である世帯が、2050年には半分を超えることになる。高齢化の速度が相対的に速い全羅南道は、2050年の高齢者世帯の割合が60.3%に達し、慶尚北道も59.8%に達するものと予想される。若い人口の割合が高い世宗も、2050年には高齢者世帯の割合が35.1%を占める。世宗、京畿、仁川(インチョン)は2050年の高齢者世帯の割合が、2020年に比べて3倍以上増えるものと試算される。一人暮らしや2人暮らしの世帯の増加で、核世帯の解体は深刻化するものとみられる。2050年の一人暮らしや2人暮らしの世帯は全体世帯の75.8%を占める一方、3、4人世帯の割合はすべての広域自治体で減少するものと分析される。4人世帯の割合は、2020年の15.8%から2050年は6.2%に激減する。
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2050年の単身世帯の割合は、全世帯の40%に迫るものと予想された。特に全羅南道(チョルラナムド)など11の広域地方自治体では、1人暮らしの世帯の60%以上が60歳以上の高齢層であると予想される。脆弱階層である一人暮らしの高齢者世帯に対する政策支援を拡大する必要があるという指摘が出ている。
統計庁が20日発表した「将来世帯推計市道編:2020~2050年」によると、2050年の単身世帯は905万世帯で、2020年(648万世帯)に比べて39.7%増えるものとみられる。これに伴い、全体世帯に占める1人暮らしの世帯の割合は、2020年の31.2%から2050年は39.6%に高くなる。約30年後は10軒中4軒が1人暮らしの世帯であることになる。
2050年には、全国のすべての市道で1人暮らしの世帯の割合が最も高いものと予想される。2020年はソウルや大田(テジョン)など、12の広域自治体で1人暮らしの世帯の割合が最も高く、出生率の高い世宗(セジョン)など残りの5つの広域自治体では「夫婦および子供」世帯の割合が最も高かった。2050年の世帯タイプ別の割合は、1人暮らしの世帯が39.6%、夫婦世帯が23.3%、夫婦および子供世帯が17.1%だ。
単身世帯は、主に高齢層を中心に増えている。2050年、全羅南道(チョルラナムド)、慶尚南道(キョンサンナムド)、慶尚北道(キョンサンブクド)など11の広域自治体で、1人暮らしの世帯の60%以上が60歳以上の高齢層で構成される見通しだ。単身世帯が増え、総人口減少にもかかわらず全体世帯数は増える。世帯数全体は、2020の年2073万世帯から2050年は2285万世帯へと10.2%(212万世帯)増えるものと試算される。2050年の平均世帯員数は、京畿道(キョンギド)や世宗を除いた15の広域自治体で2人未満になる。
急激な高齢化で、65歳以上の高齢者が世帯主である世帯が、2050年には半分を超えることになる。高齢化の速度が相対的に速い全羅南道は、2050年の高齢者世帯の割合が60.3%に達し、慶尚北道も59.8%に達するものと予想される。若い人口の割合が高い世宗も、2050年には高齢者世帯の割合が35.1%を占める。世宗、京畿、仁川(インチョン)は2050年の高齢者世帯の割合が、2020年に比べて3倍以上増えるものと試算される。
一人暮らしや2人暮らしの世帯の増加で、核世帯の解体は深刻化するものとみられる。2050年の一人暮らしや2人暮らしの世帯は全体世帯の75.8%を占める一方、3、4人世帯の割合はすべての広域自治体で減少するものと分析される。4人世帯の割合は、2020年の15.8%から2050年は6.2%に激減する。
世宗市=ソ・ヨンビン記者 suhcrates@donga.com
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