Go to contents

マキロイがCJカップ2連覇、世界1位も奪還

マキロイがCJカップ2連覇、世界1位も奪還

Posted October. 25, 2022 08:36,   

Updated October. 25, 2022 08:36

한국어

再びロリー・マキロイ(33=北アイルランド)の天下だ。2年3ヵ月ぶりに男子ゴルフ世界ランキング1位を奪還した。

マキロイは24日、米国のサウスカロライナ州リッジランドにあるコンガリーGC(パー71)で行われた米男子ツアー(PGA)、ザ・CJカップ(賞金総額1050万ドル=約151億ウォン)で大会2連覇を飾り、スコッティ・シェフラー(26・米国)を抜いて世界2位から1位に躍り出た。

マキロイは同日、7バーディー、3ボギーでスコアを4つ伸ばし通算17アンダー267で米国のカート・キタヤマ(29)を1打差で抜いて優勝賞金189万ドル(約27億2000万ウォン)を手にした。今年8月に開かれた昨シーズンの最終戦ツアーチャンピオンシップに続き、今シーズン初出場のザ・CJカップまで2試合連続でトロフィーを手にした。ツアー通算23勝目。ツアーチャンピオンシップ優勝者が翌シーズン初出場大会で優勝したのは2008年の「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(47・米)以来。

2012年3月のザ・ホンダクラシック優勝後初めて世界1位の座についたマキロイは、今回まで計9回1位になった。2014年8月から翌年8月までの54週間、1位の座を守った。期間で言うと計107週間だ。PGAによると、ウッズ(683週)、現在リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ(LIV)のCEOを務める「ホワイト・シャーク」グレッグ・ノーマン(331週)、LIVで活動中のダスティン・ジョンソン(135週)に次いで4番目に長い記録だ。

第3ラウンドを1打差の首位で終えたマキロイは、第4ラウンド中盤までキタヤマと並んだが、14番(パー3)で約4メートルのバーディーパットを決めてリードした。さらに約318メートルの短いパー4ホールの15番でワンオンさせようとしたが、ティーショットはバンカーに落ちた。そしてバンカーショットを絶妙にカップ1.5メートルに寄せてはバーディーに成功した。逆にワンオンに成功したキタヤマは、3回のパットの末にパーでホールアウトした。

マキロイは、「着実に世界ゴルフの頂点に登り詰めた。一人の努力で成し遂げたものではない。賛辞を受けるべく人が多い」とし、自分の家族とキャディー、コーチ、エージェントなどを一々あげた。その上で「これより良いシーズンを始めることはできない。本当に大きな業績だと思い、自分自身本当に誇らしく思う」と語った。

2連覇に成功したザ・CJカップへの愛情も示した。CJグループが主催する同大会は2017~2019年に済州道(チェジュド)で開かれたが、新型コロナウイルス禍で2020年から米国で開かれている。マキロイは、「来年は韓国で(大会が)再び開催されることを願う。2013年にコリアオープンに出場して試合をしたので、来年訪問すれば10年ぶりの訪韓となる。韓国で優勝タイトルを守って見せたい」と話した。

イ・ギョンフン(31)は通算15アンダー269で3位だった。同大会で韓国勢があげた歴代最高成績だ。その前は2017年のキム・ミンフィ(30)の4位。キム・ジュヒョン(20)は11位タイ(10アンダー274)、任成宰(イム・ソンジェ=24)は34位タイ(4アンダー280)だった。


任寶美 bom@donga.com