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プルミル労働組合「公開売却を通じてでも助けてほしい」

プルミル労働組合「公開売却を通じてでも助けてほしい」

Posted October. 25, 2022 08:36,   

Updated October. 25, 2022 08:36

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「ビフィズス」等を生産する乳加工企業プルミルが事業終了を宣言し、全職員に整理解雇を通知した中、労組は「公開売却を通してでも、(会社と職員を)助けてほしい」と訴えた。

24日、食品業界によると、プルミル労組は23日、国民への訴えを出し、「(整理解雇通知で)全職員の家庭が破綻している」とし、「労働者たちは、賃金削減や役員削減などの努力をしたが、プルミルの辛俊浩(シン・ジュンホ)会長は給料を100%受領した」と明らかにした。さらに「辛会長の次男であるプルミルのシン・ドンファン代表就任以来、会社は赤字転換するなど危機に見舞われた」とし、「会社側は、経営失敗の責任を職員に転嫁している」と強調した。

プルミルの大邱(テグ)工場の協力企業等も、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)のプルミル本社前に、「働きたい、生きたい」等の垂れ幕を掲げて反発した。プルミルは今月17日、400人にのぼる全職員に電子メールを通じて、来月30日付で事業を終了すると通知したことがある。

シン・ドンファン代表は同日、ソウル永登浦区のプルミル本社で解雇通知後初めて労組と会った。雇用労働部所属の労働監督官も、この席に同席した。プルミルの関係者は、「事業終了前に労使間対話を通じて対策を立てなければならないが、ひとまず解雇通知からしたことに対して労組が手続き上の問題を指摘した」とし、「会社側も問題があるということは認める雰囲気だ」と伝えた。


キム・ソミン記者 somin@donga.com