メッシが２得点２アシスト、欧州ＣＬ史上最年長記録

リオネル・メッシ（３５＝パリ・サンジェルマン）が自身最後のワールドカップ（Ｗ杯）となる２０２２カタールＷ杯を控えて全盛期に劣らないパフォーマンスを見せつけている。

メッシは２６日、フランスの本拠パリで行われた今季欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）グループステージＨ組第５節のマカビ・ハイファ（イスラエル）との試合で、２ゴール２アシストでチームを７－２の大勝に導いた。３勝２分け（勝ち点１１）で組１位をキープしたパリ・サンジェルマン（ＰＳＧ＝フランス）は、最終戦の結果に関係なく１６強入りを決めた。

メッシは欧州ＣＬで４得点３アシスト、フランスのリーグ・アンで６得点９アシストを記録し、今季欧州５大リーグの公式戦で一番先に１０得点１０アシストに到達した。同日、１ゴール１アシストを記録したチームメイトのネイマール（３０）は、メッシより２２分遅れて１０得点１０アシストに到達した。ネイマールはリーグ・アンで１９得点７アシスト、ＣＬで２得点３アシストを記録している。メッシは同日、ＣＬの１試合で複数ゴールと複数アシストを同時に記録した最年長選手（３５歳１２３日）になった。

メッシはＣＬグループステージで歴代最多となる通算８０得点を記録し、７３得点で２位のクリスティアーノ・ロナウド（３７＝マンチェスター・ユナイテッド）との差を広げた。ＣＬ通算得点２位（１２９得点）のメッシは、１位ロナウド（１４０得点）を１１ゴール差で追い上げた。

昨年８月、ＰＳＧに移籍したメッシは、昨季のリーグ・アン２６試合で６得点、ＣＬ７試合で５得点を記録した。リーグ・アンでの一桁得点は１５シーズンぶりのこと。昨季の活躍を基準に評価する今年のバロンドール賞で、１７年ぶりに候補３０人に名を連ねることもできなかった。しかし、メッシはリーグ・アンはもちろん、今年はアルゼンチン代表としてプレーした代表戦８試合で１０ゴールを記録するなど、完璧に復活した姿を見せている。メッシは同日の試合後、ＳＮＳに「ゴールは決して飽きない」と書き込み、自信を示した。


兪載泳 elegant@donga.com