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北朝鮮・東倉里発射場の外壁を解体、ICBM挑発の兆候

北朝鮮・東倉里発射場の外壁を解体、ICBM挑発の兆候

Posted October. 27, 2022 08:26,   

Updated October. 27, 2022 08:26

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北朝鮮東倉里(トンチャンリ)の西海(ソへ・黄海)衛星発射場の移動式建物の外壁が解体されている情況が捉えられ、韓米情報当局が注視している。北朝鮮が今後、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験で挑発を強めるのではないかとみられている。

米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は26日、米ミドルベリー国際大学院ジェームズ・マーティン不拡散研究センターが公開した米衛星画像企業プラネット・ラブズの衛星写真にこのような動向が捉えられたと報じた。これまで衛星写真に白く写っていた移動式建物北西の外壁が、24日付の衛星写真では取り外されて内部が見えているという。VOAは、11日の撮影写真では建物が元の位置から西に約40メートル移動したと報じだ。西海衛星発射場では、3月に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が現代的な改建・拡張を指示した後、工事の動向が捉えられている。西海衛星発射場は、北朝鮮の代表的な長距離ロケット発射場。

舞水端里(ムスダンリ)にある東海(トンへ・日本海)衛星発射場にも最近変化が感知された。VOAは、グーグルアースの衛星写真を判読した結果、発射台から西と東に200メートル離れた地点に、それぞれ赤い屋根の住宅が63軒、10軒が見えると報じた。ジェームズ・マーティン不拡散研究センターのデビッド・シュメーラー上級研究員は、北朝鮮がロケット発射の核心施設が密集した地域に住宅団地を建設したのは、東海衛星発射場がもはや活用されていないという意味であり、北朝鮮が東海より西海発射場の運用に集中しているようだと、VOAに説明した。


申圭鎭 newjin@donga.com