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プーチン氏「ウクライナに兵器提供すれば両国関係は破綻」と警告、尹大統領「韓国の主権の問題、殺傷兵器を供給したことない」

プーチン氏「ウクライナに兵器提供すれば両国関係は破綻」と警告、尹大統領「韓国の主権の問題、殺傷兵器を供給したことない」

Posted October. 29, 2022 10:32,   

Updated October. 29, 2022 10:32

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ロシアのプーチン大統領(写真)は、韓国がウクライナに兵器を提供する場合、両国関係が破綻につながると警告した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、「主権の問題」と明らかにした。

プーチン氏は27日(現地時間)、ロシアのモスクワで開かれた国際政治の専門家などによる討論クラブ「バルダイ・クラブ」の会議で、「韓国がウクライナに兵器と弾薬を提供することを決めたことを知っている」とし、「これは両国の関係を破綻させることだ」と主張した。また、「私たちがもし北朝鮮との協力を再開すれば、韓国はどのように反応するのか」とし、「それを歓迎するのか、この点を考えてほしい」と強調した。

プーチン氏が、ウクライナの兵器支援問題をめぐって韓国に警告したのは異例のこと。

尹大統領は28日、プーチン氏のこのような発言に対して、龍山(ヨンサン)大統領室庁舎入りの際、「私たちはウクライナに対して人道的、平和的に国際社会と連携して(支援)してきた。殺傷兵器を供給したことはない」と述べた。そして、「(ウクライナ支援問題は)あくまでも韓国の主権の問題」と強調した。さらに、「ロシアを含む世界のすべての国と平和的で良好な関係を維持することに努めている」と明らかにした。

ウクライナのゼレンスキー大統領は今年4月、韓国国会の画像演説で兵器支援を求めたが、政府は殺傷兵器は提供できないという立場を固守し、兵器を除く防弾ヘルメットやテント、毛布のような軍需品や医療物資を提供し、人道支援を行ってきた。

外交部当局者も同日、「ウクライナに殺傷兵器を支援したことはなく、する計画もないと理解すればいいのか」という質問に、「そうだ。ウクライナの支援と関連して韓国政府の立場は変わらない」と述べた。


姜聲煇 yolo@donga.com · 洪壽英 gaea@donga.com