三星電子のブランド価値は８７７億ドル、世界５位にランク

三星（サムスン）電子のブランド価値が２年連続で二桁成長し、グローバル「トップ５」を維持した。

世界最大のブランディング専門会社「インターブランド」が３日に発表した「グローバル１００大ブランド」によると、三星電子のブランド価値は前年対比１７％上昇した８７７億ドル（約１２５兆ウォン）で５位だった。

インターブランドは、「スマートシングス」を通じた顧客の連結経験の強化、フォルダブルスマートフォンとビスポークなど多様な革新製品と技術開発が三星電子のブランド価値の上昇を導いたと分析した。グローバルデータ使用の増加で半導体のブランド価値が上がったことも影響を与えたものとみられる。

三星電子は２０１２年に９位にランクされ初めて「トップ１０」入りした後、２０２０年から５位を保っている。グローバルブランド価値１位は米国のアップルだった。マイクロソフト、アマゾン、グーグルが２～４位にランクされた。

現代（ヒョンデ）自動車は１７３億ドルの価値が認められ、順位を３５位に上げた。２０１５年以降８年連続で３０～４０位の間にランクされた。電気自動車専用プラットフォームとメタモビリティなどで顧客に革新的なモビリティ経験を提供したことが高い評価を受けた。

インターブランドは企業の財務成果と顧客が製品を購入する際にブランドが与える影響、ブランド競争力などを総合的に分析し、毎年ブランド価値を評価している。


宋忠炫 balgun@donga.com