キム・ミンジェのナポリがセリエＡ１０連勝、２０１７年以来３度目

キム・ミンジェ（２６）が所属するＳＳＣナポリがイタリアのセリエＡで１０連勝を疾走した。

ナポリは９日、イタリアの本拠ナポリで行われたセリエＡの今季第１４節でエンポリＦＣに２－０で勝った。同日の勝利で勝ち点３８を記録したナポリは、２位ＡＣミラン（勝ち点３０）との勝ち点差を８に広げた。ナポリは「サッカーの神様」マラドーナ（１９６０～２０２０）が活躍した１９８９～１９９０シーズン以後３３年ぶりで通算３度目の優勝に挑戦している。

開幕１４試合で１２勝２分けを記録したナポリは、無敗行進とともに９月１日のＵＳレッチェ戦の引き分け以後、１０連勝を記録した。スポーツデータを提供する「オプタ」によると、ナポリは２０１７年４月から１０月までに１３連勝、２０１７年１２月から２０１８年２月までの１０連勝に続き通算３度目のセリエＡ１０連勝を達成した。

今季、欧州５大リーグで負けがないチームは、ナポリとフランスリーグのパリ・サンジェルマン（ＰＳＧ）の２チームだけだ。ＰＳＧは１２勝２分けを記録している。１２勝２分けで無敗行進を続けていたスペインラ・リーガのレアル・マドリードは８日、ラージョ・バジェカーノに２－３で敗れ、１３試合ぶりに初黒星を喫した。

ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督は２００５－２００６シーズンにＡＳローマ監督としてリーグ１１連勝を達成したことがある。ナポリで１０連勝を記録し、セリエＡ史上初の２つのクラブで１０連勝を達成した監督になった。スパレッティ監督は同日の試合に先立ち、１０月の月間最優秀監督賞を受賞した。スパレッティ監督は、「首位維持という成功を収めた。まだまだ先は遠く、依然としてライバルが残っている。シーズン最後までどんな落とし穴があるか分からない」と警戒を緩めなかった。

ナポリは１２日、本拠であったウディネーゼ・カルチョとのセリエＡリーグ戦を最後に、２０２２カタールＷ杯前の公式日程を終える。キム・ミンジェもウディネーゼ戦後、カタールに渡り、代表チームに合流する予定だ。


兪載泳 elegant@donga.com