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政府が新型コロナ「第7波」を公式化、「12月またはその後にピーク」

政府が新型コロナ「第7波」を公式化、「12月またはその後にピーク」

Posted November. 10, 2022 08:33,   

Updated November. 10, 2022 08:33

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政府は9日、新型コロナウイルス感染症の「第7波」が始まったことを公式化した。

行政安全部の李祥敏(イ・サンミン)長官は同日、中央災難安全対策本部での会議で、「新型コロナの流行規模は4週間連続で増加傾向を見せており、冬季の再流行が本格化する様子を見せている」と明らかにした。中央防疫対策本部のイ・サンウォン疫学調査分析団長も、同日のブリーフィングで、「現在は『第7波』の状況だ」と述べた。

9日0時基準の新規感染者は6万2472人で、2日間6万人台を記録した。この一週間の一日の平均感染者は、前週比27.5%増の4万2476人だ。11月第1週の感染再生産指数も1.21で、前週(1.17)より上昇し、3週間連続で「1」を上回っている。感染再生産指数とは、感染者1人が追加感染させる人数だ。「1」以上は流行拡大を意味する。

今回の冬の第7波は、夏の第6波と似た水準になるものと予想される。中央防疫対策本部は、「第7波の規模は、一日の新規感染者数が最大で18万人、ピーク週間の一日平均感染者が13万人だった夏の流行水準と似ているだろう」とし、「ピークは、変異株の流入状況によって12月またはその後に到達することもある」と明らかにした。

政府は、一括的な社会的距離確保なしに、第7波を管理するという方針だ。9月から採用された入国前後の遺伝子増幅(PCR)検査の廃止は、世界保健機関(WHO)が指定した新規株が出現しない限り維持することにした。室内でのマスクの義務付けや感染者の7日間の隔離治療は、第7波が落ち着くまで続く。


柳根亨 noel@donga.com