左目周辺の骨折負傷で手術を受けて回復中の孫興民(ソン・フンミン=30、トッテナム・ホットスパー)が手術後初めて所属クラブのホームスタジアムに姿を現した。
孫興民は13日、ロンドンにあるトッテナム・ホットスパースタジアムを訪れた。手術後9日ぶりだ。この日はトッテナムとリーズ・ユナイテッドの今季イングランド・プレミアリーグの試合が行われた。黒タートルネックとチェック柄のカーディガンを着た孫興民は、まだ腫れが少し残っている手術部位を隠すため、黒いプラスチック縁の眼鏡をかけて観客席の前に座ってチームを応援した。
孫興民は試合が始まる前、ホームファンに向かって笑顔でサインをするなど、終始明るい表情だった。試合が終わった後はグラウンドに降りてチームメートとハイタッチをした。サッカー韓国代表サポーターズの「赤い悪魔」からプレゼントで送られた代表チームのマフラーを取材陣の前で披露する場面もあった。トッテナムは、孫興民がスタジアムを後にする際、カメラに向かって手を振りながら明るく笑う姿の映像をSNSに公開した。
孫興民は負傷部位の治療などのためロンドンに滞在し、16日午前カタール入りする。26人の国家代表の中で一番最後に合流する。孫興民は2日、マルセイユとの欧州CL試合で相手選手とぶつかり、左目付近を骨折した。
兪載泳 elegant@donga.com