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イラン、「ヒジャブ不審死」抗議デモ参加者に死刑宣告

イラン、「ヒジャブ不審死」抗議デモ参加者に死刑宣告

Posted November. 15, 2022 09:57,   

Updated November. 15, 2022 09:57

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イランのテヘラン革命裁判所が、「ヒジャブ不審死」に触発された抗議デモの参加者に死刑判決を言い渡した。抗議デモ参加者に対する死刑判決が明らかになったのは初めて。

13日、イラン司法府の公式ニュースサイト「ミザン・オンライン」によると、革命裁判所は最近、政府機関の建物に火をつけた容疑で起訴された抗議デモ参加者に死刑を言い渡した。国家安全保障と公共の秩序に違反した容疑で起訴された他の5人は懲役5~10年の刑を言い渡された。同サイトは、死刑宣告を受けた被疑者が誰なのか、控訴する権利があるのかについては明らかにしなかった。

これに先立ち、22歳の男性が先月、デモ中に車を運転して警察に突進しようとした容疑で、たった1回の審理で死刑判決を言い渡されたという家族の証言を欧米メディアが報じたが、イラン司法部はこれを否定した。

起訴された抗議デモ隊に対する重刑宣告は当分の間続くものとみられる。イラン当局は抗議デモと関連して首都テヘランだけで約1千人を起訴し、公開裁判を予告した。イラン議会は、「見せしめに厳罰に処さなければならない」という書簡を司法部に送った。1979年のイスラム革命後にできた革命裁判所は、イスラム聖職者統治に反対する人々を厳しく処罰してきた。


姜聲煇 yolo@donga.com