「歌王」趙容弼(チョ・ヨンピル、72)は18日、新曲「ロード・トゥ・20-プレリュード1」(Road to 20-Prelude1)を発表する。趙容弼は15日、公式ユーチューブチャンネルに30秒分量の新曲ティーザー映像を公開した。新曲2曲のタイトルである「刹那」と「セレンゲティのように」が盛り込まれた映像には、軽快なリズムに合わせて「おお、激情的な刹那」と歌う趙容弼の声が流れ、ファンの期待感を高めている。
今回のアルバムは、20回目のレギュラーアルバムの発売を控えて、先に公開する形式のアルバムであるという見方が出ている。アルバム名に入った「プレリュード」は、導入部形式の楽曲を意味する。所属事務所YPCは、「今回の新曲は、趙容弼がこれまでの19枚のレギュラーアルバムを発表する間、一度も試みたことのない形態の発売だ」と明らかにした。
しばらく活動が少なかった趙容弼が、アルバム発売を皮切りに本格的な活動に乗り出すのではないかという予測が出ている。趙容弼は今月26日と27日、12月3日と4日、ソウル松坡区(ソンパグ)のオリンピック公園KSPOドーム(体操競技場)で単独コンサート「2022趙容弼&偉大な誕生」を開く。単独コンサートは、2018年の「50周年記念コンサート」以降4年ぶりのことだ。この公演は、前売り開始から30分で4万席の全席が完売した。
金哉希 jetti@donga.com