ポルトガルのサッカースター、クリスティアーノ・ロナウド(37)が胃腸炎のため練習を欠席した。
英国メディア「ザ・サン」は17日、ロナウドが腹痛を訴えてポルトガルのリスボンで行われたポルトガル代表チームの練習から除外されたと伝えた。ポルトガル代表チームのフェルナンド・サントス監督は同日、記者会見を通じて「ロナウドは体から水分がたくさん抜けた。胃腸炎を患っていたので、今日はトレーニングができなかった。彼は部屋で休んでおり、回復中だ」と話した。
通算5度目のW杯出場となるロナウドは、ポルトガル代表チームに合流して以来、こじれることばかりだ。所属するマンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督を非難するロナウドのインタビューが公開され、ポルトガル代表チームの中でも彼に向けた冷ややかな雰囲気が感知されている。マンUのチームメイトでもあるブルーノ・フェルナンデスはロッカールームでロナウドと握手を交わす時、冷ややかな反応を見せ、他の選手たちもロナウドに優しく接していない場面もあった。サントス監督はロナウドのインタビューに関連し、「代表チームとは何の関係もない」と一蹴し、「個人的な問題についてインタビューしたのだ。代表チームに広がることはない」と話したが、代表チームには妙な空気が流れている。
ポルトガルはW杯で一度も優勝した経験がないが、ロナウドやフェルナンデスなど数多くのスタープレイヤーを保有しており、優勝も可能という評価を受けている。12月3日、韓国とカタールW杯H組のグループリーグ最終節を行うポルトガルは、組1位候補に挙げられる。
一方、ESPNは16日、「マンUの選手たちはカタールW杯が終わってプレミアリーグが再開される時、ロナウドが選手団に含まれるとは期待していない。クラブ首脳部は現在、ジョエル・グレーザー共同会長、リチャード・アーノルド最高経営責任者、テン・ハフ監督らが集まって会議を開いた。ロナウド問題を解決するため、法的なアドバイスも求めた」と報じた。
兪載泳 elegant@donga.com