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選手時代にもW杯に出場したカタールW杯の10人の指揮官たち

選手時代にもW杯に出場したカタールW杯の10人の指揮官たち

Posted November. 22, 2022 08:44,   

Updated November. 22, 2022 08:44

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2022ワールドカップ(W杯)カタール大会に出場する32ヵ国の監督のうち10人は、選手としてもW杯に出場した経験がある。ディディエ・デシャン氏(フランス代表監督)、ルイス・エンリケ氏(スペイン)、リオネル・スカロニ氏(アルゼンチン)、ガレス・サウスゲート氏(イングランド)、リゴベール・ソング氏(カメルーン)、ドラガン・ストイコビッチ氏(セルビア)、アリウ・シセ氏(セネガル)、グレッグ・バーホルター氏(米国)、パウロ・ベント氏(韓国)、オット・アド氏(ガーナ)がその主人公だ。

国際サッカー連盟(FIFA)は公式ホームページに「2022カタールW杯で10人の監督がすでにW杯に出場した」という見出しの記事を通じて、選手としてW杯に参加した経験を持つ10人の監督を紹介した。FIFAが10人の中で一番先に紹介したのは、10人の中で唯一選手としても監督としてもW杯で優勝を経験したフランス代表のディディエ・デシャン監督。デシャン氏は1998年フランス大会で守備的MFとして、また主将として活躍し、チームの優勝に貢献した。

現役引退後、2012年からフランス代表を率いたデシャン監督は、2014年ブラジル大会で同大会で優勝したドイツと準々決勝で敗れて敗退したが、2018年ロシア大会でフランス代表を頂点に導き、選手としても監督としてもW杯優勝を味わった。FIFAは「デシャン氏はマリオ・ザガロ氏っとフランツ・ベッケンバウアー氏に続き、選手と監督として世界チャンピオンになった3人目のサッカー人」とし、「1998年に選手として見せつけた存在感を20年後に監督として再び発揮してW杯優勝を果たした」と評価した。

W杯で優勝経験はなかったが、痛快なゴールを味わった監督も2人いる。スペイン代表のルイス・エンリケ監督とセルビア代表のドラガン・ストイコビッチ監督は、10人の監督のうち選手としてW杯で得点を記録した。1994年の米国大会から2002年の韓日W杯まで3回連続でW杯に出場したエンリケ氏はマルチプレイヤーとして活躍し、W杯で2ゴールを記録した。ストイコビッチ氏もW杯で3ゴールを決めた。

韓国代表率いるパウロ・ベント監督も選手としてW杯を経験した指揮官だ。ベント氏は2002韓日W杯当時、MFとして活躍したが、偶然にもグループリーグ最終戦で李栄杓(イ・ヨンピョ)から朴智星(パク・チソン)へとつながる決勝ゴールでグループリーグ敗退を喫した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com