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李在鎔氏、三星会長就任後初の出張先は中東

李在鎔氏、三星会長就任後初の出張先は中東

Posted December. 05, 2022 08:59,   

Updated December. 05, 2022 08:59

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三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長(写真)は、就任後初の海外出張先として中東を選んだ。1年ぶりにアラブ首長国連邦(UAE)で開かれる非公開の政財界高官級会合に出席するという。

4日、財界によると、李会長はUAEのアブダビを訪問するため、同日午前出国した。具体的な滞在日程は知られていないが、UAEのムハンマド・ビン・ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン大統領が開催する年次非公開懇談会に出席する見通しだ。

ムハンマド大統領は今年5月、UAEの大統領に選出された。皇太子の身分の時から、毎年年末にグローバル企業家と政界の有力者を招待して非公開の社交会を開いてきた。この席には、サウジアラビアの実権者であるムハンマド・ビン・サルマーン皇太子やブレア英元首相、サルコジ・フランス元大統領などが出席したという。李会長は昨年12月も、同会に出席するためUAE出張の途についた。

李会長はこれに先立って、2019年2月も皇太子だったムハンマド大統領と面談し、半導体など未来事業の協力案について話し合った。ムハンマド大統領は同月訪韓し、李会長とともに三星電子華城(ファソン)事業所を視察するなど、強い協力意志を示した。


郭道英 now@donga.com