ホテル新羅(シルラ)の李富眞(イ・ブジン)社長(写真)が米経済誌フォーブスが発表した「世界で最も影響力のある女性100人」に名を連ねた。今年韓国人として選ばれたのは李社長が唯一だ。
李社長は昨年(89位)より4ランク上がった85位だった。ホテル新羅は新型コロナウイルス禍にもかかわらず、経営業績において善戦したという評価を受けている。ホテル新羅の第3四半期(7~9月)の売上は1兆3618億ウォンで、前年同期比40.6%増加した。最近、中国のリオープニングの動きも好材料として影響したものとみられる。
最も影響力のある女性1位にはウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州連合(EU)委員長が選ばれた。続いてクリスティーヌ・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、カマラ・ハリス米副大統領、ゼネラルモーターズ(GM)のメアリー・バーラ会長、米フィデリティ・インベストメンツのアビゲイル・ジョンソン 最高経営責任者(CEO)などの順だった。アジアで最も高い順位には蔡英文台湾総統が17位を記録した。昨年、最も影響力のある女性1位だったアマゾン創業者ジェフ・ベゾスの前妻マッケンジー・スコットは11位に順位を下げた。
オ・スンジュン記者 ohmygod@donga.com