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映画「英雄」試写会に安重根義士の子孫が出席

映画「英雄」試写会に安重根義士の子孫が出席

Posted December. 22, 2022 08:46,   

Updated December. 22, 2022 08:46

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安重根(アン・ジュングン)義士(1879~1910)のハルビン義挙を扱ったミュージカル映画「英雄」の試写会が、21日、ソウル龍山区(ヨンサング)のCGV龍山アイパークモールで国家報勲処の主管で開かれた。

同日の試写会には、安義士の従兄であるアン・ジャングン氏の孫娘のアン・ギヨン氏と安重根義士崇慕会や独立有功者の遺族など100人余りが招待された。映画は、安重根義士の義挙準備から日帝に抗って最後に息を引き取る時までの1年間をきめ細かく扱っている。

原作ミュージカル「英雄」の初演から安重根義士役を演じ、約10年間爆発的歌唱力で好評を得てきたチョン・ソンファが、映画でも安義士役を演じた。安義士の母親であり精神的支えである「チョ・マリア」役には羅文熙(ナ・ムンヒ)、命をかけて日本の情報を引き出す独立軍情報員「ソルヒ」役はキム・ゴウンがそれぞれ熱演を繰り広げた。

1879年に黄海道(ファンヘド)で生まれた安義士は、侵略の元凶である伊藤博文をハルビン駅で狙撃後、逮捕しようと駆けつけたロシア軍の前で空に向かって、「コレアウラ(大韓独立万歳)」を大きく3回叫んだ。

安義士は、尋問と裁判中も、日本の不当な侵略行為を批判して是正を要求し、祖国の完全な独立と東洋平和の定着を主張し、1910年2月14日に死刑の判決後、3月26日に殉国した。朴敏植(パク・ミンシク)報勲処長は、「奪われた国を取り戻すための救国の英雄である安重根義士の愛国魂を盛り込んだ映画を通じて、ひたすら祖国のためにすべてを捧げた安義士の崇高な愛国献身の精神を再確認する機になることを願う」と話した。


ユン・サンホ記者 ysh1005@donga.com