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三星電子、成均館大学とスクラム組んで「AI人材育成学科」新設へ

三星電子、成均館大学とスクラム組んで「AI人材育成学科」新設へ

Posted December. 26, 2022 09:05,   

Updated December. 26, 2022 09:05

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三星(サムスン)電子は、成均館(ソンギュングァン)大学と手を組んで、人工知能(AI)特化の人材を育成する採用連携型契約学科を新設する。学士から修士までの全額奨学金はもちろん、インターンシップなど様々な体験プログラムと三星採用にまでつながる学科だ。

三星電子は最近、京畿道水原市(キョンギド・スウォンシ)の成均館大学自然科学キャンパスで成均館大学と「知能型ソフトウェア学科」の設置をめぐる協約式を行ったと、25日明らかにした。三星電子は契約学科の新設背景と関連して、半導体やモバイル、テレビ、家電、ネットワークなど全ての事業でAI技術を積極的に活用しており、関連人材の需要がますます大きくなっていると説明した。

ソフトウェア融合大学に設置するこの学科は、学士・修士が5年制の計10学期統合過程で運営される。2024年から、毎年50人の新入生を選抜する。学生たちは、7学期(3年6ヶ月)の間、学部水準のAIとソフトウェア理論・実習を学び、続いて3学期(1年6ヶ月)に修士水準の深化教育を受ける。

入学生は卒業後、三星電子に入社できる。在学中の授業料は全額産学奨学金として支援される。三星電子のインターンシッププログラムや海外研究所への見学、海外著名学会への参加など多様な体験機会も提供される。

三星電子の朴學圭(パク・ハッキュ)経営支援室長(社長)は、「新しい未来を作っていくAI人材インフラの構築のために、知能型ソフトウェア学科を設立することにした」と話した。成均館大学の申東烈(シン・ドンリョル)総長は、「世界をリードするソフトウェア人材を輩出する」と述べた。

三星電子は、今回の知能型ソフトウェア学科の設立を含め、AIや半導体、次世代通信などで韓国国内大学7校と協力し、計10の契約学科および連合専攻を支援することになった。最近は、システム半導体分野の専門人材を育成するため、延世(ヨンセ)大学に大学院契約学科を設立した。既存の学士定員も、2024年から年間50人から100人に増やすことにした。


パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com