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3時間12分の「アバター」、独走の裏には「ベッド上映館」の人気も

3時間12分の「アバター」、独走の裏には「ベッド上映館」の人気も

Posted December. 26, 2022 09:03,   

Updated December. 26, 2022 09:03

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14日公開した映画「アバター:水の道」が、25日基準で観客動員が500万人を越え、年末の興行成績で独走を続けている。3時間12分という長い上映時間にも、「アバター…」に多くの観客が集まるのには横になったり、ほぼ横になる楽な姿勢で映画が見られる高級特別館の人気も一役買っている。

CGVが、「アバター…」の公開後の1週間分析した結果によると、ベッドに横になって映画が見られる上映館であるテンパーシネマの座席販売率は77.6%に達した。リクライナーソファで気軽に鑑賞できるストレスレスシネマの座席販売率は63.5%だった。

両上映館は、「アバター…」を選ぶ時、多くの観客が好む上映フォーマットである3次元(3D)ではなく、2Dなのに高い座席販売率を見せている。同期間、該当映画の2Dの一般館の座席販売率が26.6%であることに比べると、大きな差がある。テンパーシネマは、1人当たり5万ウォン、ストレスレスシネマは4万5000ウォンで、2Dの一般館(平日基準1人当たり1万4000ウォン)に比べて3倍以上高いが、「鑑賞には格好」とされる座席は早くも売り切れとなった。

ソウル松坡区(ソンパグ)にある「ロッテシネマワールドタワー」のスーパーフレックス館も、楽な席を好む観客が集まっている。公開後一週間で最も高くて楽な座席である「スイートリクライナー」(週末2D基準で2万2000ウォン)は、販売率が96.3%だった。他の座席の販売率は74%で差を見せた。

CGVコミュニケーションチームのファン・ジェヒョン・チーム長は、「パンデミック期間中に映画館の訪問を自制していたが、アバター公開を機に再び映画館を訪れる人が増えている」とし、「どうせ映画を見るついでに、楽な座席でまともに楽しみたいという雰囲気が広がったものと見られる」と話した。


孫孝珠 hjson@donga.com