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カタールW杯予備メンバーだったオ・ヒョンギュ、セルティックからオファー

カタールW杯予備メンバーだったオ・ヒョンギュ、セルティックからオファー

Posted December. 31, 2022 09:16,   

Updated December. 31, 2022 09:16

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ワールドカップ(W杯)カタール大会の27人目の太極(テグク)戦士だったオ・ヒョンギュ(21=水原、写真)が欧州クラブからオファーを受けた。海外組を除いたKリーグ選手では最初だ。

水原(スウォン)の関係者は30日、「W杯前からスコットランドのセルティックからオ・ヒョンギュを獲得したいというオファーを受けた。W杯が終わった後もオファーがあった」と明らかにした。具体的な条件は公開しなかったが、セルティックが提示した移籍金は200万ユーロ(約27億ウォン)程度だという。

オ・ヒョンギュはメタン高校在学中の2019年に水原と準プロ契約を結んだ。同年Kリーグデビューを果たして11試合に出場した。2020年から2021年までは尚武(サンム)で軍服務を済ませた。今年水原に復帰したオ・ヒョンギュは36試合で13ゴール3アシストを記録した。安養(アンヤン)との昇格プレーオフ第2戦では決勝ゴールを決め、水原のKリーグ1(1部リーグ)残留を導いた。

オ・ヒョンギュはカタールW杯最終登録メンバーには入れなかった。しかし、予備メンバーに選出され、代表チームとともにカタール入りして一緒に練習をこなした。代表主将の孫興民(ソン・フンミン=30、トッテナム・ホットスパー)は、「オ・ヒョンギュはW杯で一緒にプレーした選手の中で最も重要な役割を果たした」と感謝の意を表した。身長183センチ、体重72キロのオ・ヒョンギュは、当たり負けしないフィジカルをベースにしたアグレッシブなプレーが強みだ。

水原側は、「来年のチームにはオ・ヒョンギュが絶対的に必要な状況だ。オ・ヒョンギュを中心にチームを組んだ。1年ほどチームでもっとプレーしてほしい」とし、「クラブの立場をオ・ヒョンギュに伝えたし、本人も理解を示した。来年1月3日に始まるキャンプに参加する予定だ」と話した。水原と2026年まで5年契約を結んだオ・ヒョンギュは、クラブの許可がなければ他クラブへの移籍は不可能だ。

セルティックは奇誠庸(キ・ソンヨン=33、FCソウル)とチャ・ドゥリ(42)がプレーしたチームだ。ここ10年間、スコットランドリーグを10回制覇した強豪だ。セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督(57)は、18年から昨年まで日本Jリーグの横浜マリノス監督を務めた。日本などアジアのサッカーと選手についてよく知っている。セルティックには現在、日本人選手4人がプレーしている。


金東昱 creating@donga.com