黄喜燦が途中出場３分でシーズン初ゴール、ＦＡカップ３回戦

（７）黄喜燦が途中出場３分でシーズン初ゴール、ＦＡカップ３回戦

黄喜燦（ファン・ヒチャン＝２７、ウルバーハンプトン）が今季初得点を記録した。

黄喜燦は８日、敵地で行われたリバプールとのＦＡカップ３回戦で、１－２でリードされていた後半１８分に途中出場するや否や、３分後に同点ゴールを決めた。黄喜燦の今季所属チームでの初ゴールだ。黄喜燦は昨年２月２５日、イングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）アーセナル戦で得点した後、所属クラブで約１１ヵ月間ゴールがなかった。同日の試合まで、黄喜燦は今季に２アシストだけを記録した。

黄喜燦は後半２１分、マテウス・クーニャ（２４）にパスした後、ゴール前に飛び込んだ。クーニャが低く出したボールを黄喜燦が滑りながら右足に当てた。リバプールのＤＦイブラヒマ・コナテ（２４）の足に当たって方向が変わったボールは、黄喜燦のわき腹を再び打たれた後、ＧＫアリソン・ベッカー（３１）の足の間を通過してゴールネットを揺らした。サッカーデータサイトのフスコアード・ドットコムは、黄喜燦に両チームを通じて最高の７．５点の採点をつけた。スポーツ専門メディアＥＳＰＮやユーロスポーツなども黄喜燦にチーム内で最も高い評点をつけた。

昨シーズンに５ゴールを決めた黄喜燦は、今季は出場機会があまりつかめなかった。ワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会前までＥＰＬ１１試合に出場したが、先発出場は３試合にとどまった。昨年１１月、フレン・ロペテギ監督（５７）が新たにウルヴァーハンプトンの指揮を取り、黄喜燦も転機をつかんだ。前任のブルーノ・ラージ監督（４７）の下で黄喜燦は主にベンチを守ったが、ロペテギ監督が就任してからリーグ３試合に連続先発出場した。

同日、ウルバーハンプトンはリバプールと２－２で引き分け、後日再試合を行う。ＦＡカップは伝統的に９０分で引き分けになれば、新たな日程を決めて再試合を行ってきた。

トッテナム・ホットスパーは７日、３部リーグのポーツマスとのＦＡカップ３回戦で、ハリー・ケイン（３０）の決勝ゴールで１－０で勝ち、４回戦に進出した。孫興民（ソン・フンミン、３１）はフル出場したが、攻撃ポイントはなかった。


金培中 wanted@donga.com