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バイデン氏の個人事務所からも機密文書、共和党は特別検察官任命を要求

バイデン氏の個人事務所からも機密文書、共和党は特別検察官任命を要求

Posted January. 13, 2023 08:31,   

Updated January. 13, 2023 08:31

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国家機密文書が自身の私的な事務所で見つかり、「文書流出」波紋に見舞われたバイデン米大統領が、副大統領時代にさらに機密文書を流出していたことが確認された。バイデン氏の機密文書の取り扱いに対する疑念が大きくなっていると、米メディアは伝えた。

米NBCは11日、バイデン氏が2017年の副大統領退任後に主に使用していたワシントンの「ペン・バイデン外交・国際関与センター」以外の場所で、オバマ元政権時代の機密文書がさらに発見されたと報じた。NBCは、この機密文書が発見された時期や場所、内容については明らかにされなかったと伝えた。

今回見つかった機密文書は、昨年11月の中間選挙直前に同センターで機密文書を見つけたバイデン氏の個人弁護士が別の場所で発見したと、米紙ニューヨーク・タイムズは伝えた。この場所もバイデン氏と関係のある場所だという。同紙によると、バイデン氏の個人弁護士たちは昨年、機密文書を初めて発見した後、別の場所にも機密文書があるか探していた。

下院多数派の野党共和党は、バイデン氏がトランプ前大統領の機密文書流出事件に対して強く批判したことを取り上げて「偽善的」と主張し、特別検察官の任命を求めるなど攻勢を強めている。

共和党所属のリンジー・グラハム上院司法委員長は同日、FOXニュースのインタビューで、「トランプ前大統領の機密文書の取り扱いについて大衆を納得させるために特検が必要なら、バイデン大統領の副大統領時代の機密文書の取り扱いの誤りにも特検を適用しなければならない」と主張した。現在、司法省が捜査しているトランプ氏の機密文書の件と同様、バイデン氏の文書流出問題も同じ基準で扱わなければならないということだ。


ユン・ダビン記者 empty@donga.com