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チャットGPTの引用を禁止するか、許可して出典を明かすか

チャットGPTの引用を禁止するか、許可して出典を明かすか

Posted February. 22, 2023 08:53,   

Updated February. 22, 2023 08:53

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「研究成果は人間の頭の中にある『素晴らしいコンピューター』から出てくるべき」

世界的な科学学術誌「サイエンス」のホールデン・ソープ編集長は先月26日(現地時間)、社説を通じて、「科学的記録は最終的に重要な質問の答えを見つけるために奮闘する人間の努力の一つであり、この過程で(AIなど)機械は道具としての役割を果たすだけだ」と話した。サイエンスは、チャットGPTなど高度化したAIサービスで作った文章を引用することを制限した。論文の共著者にAIを含めることも禁止している。ソープ氏は、チャットGPTを活用して論文を作成し、学術誌に提出することをフォトショッププログラムで写真を編集または合成して提出するのと同じ行為と指摘した。そして、「科学に対する大衆の信頼が崩れている。私たちはより細心の注意を払う必要がある」と強調した。AI技術を研究する機械学習の国際会議(ICML)も今年声明を出し、「大規模言語モデル(LLM)が生成した文章が含まれた論文は禁止する」と発表した。

「ネイチャー」など別の学術誌は、チャットGPTを「サイエンス」やICMLとは異なる観点で見ている。「ネイチャー」のマグダレーナ・スキッパー編集長は先月24日、社説で、「学術誌はAI基盤のチャットボットの合法的な使用を認め、乱用を避けるための明確なガイドラインを設けなければならない」と述べた。チャットGPTの普及は逆らえない流れであるため、利用自体を阻止するのではなく、管理策を設けることに焦点を当てなければならないということだ。「セル」、「ランセット」、「イーライフ」などの学術誌も同様の基準点を提示している。


チ・ミング記者 warum@donga.com