頻繁な足首の負傷で苦しんでいたネイマール(31=パリ・サンジェルマン)が結局手術を受けることになった。手術後の回復まで最大で4ヵ月ほどの時間が必要とみられ、事実上、シーズン終了となった。
パリ・サンジェルマン(PSG)は7日、クラブのホームページを通じ、「ここ数年間、ネイマールは右足首が不安定な時が多かった」とし、「再発の危険を避けるためにクラブの医療スタッフが靭帯再建手術を勧めた。すべての専門家が手術が必要だと判断した」と発表した。
クラブによると、ネイマールはまもなくカタール・ドーハにある病院で手術を受ける。手術後、リハビリを経てチームに復帰するまでは3、4ヵ月かかるだろうと、クラブ側は予測した。PSGのリーグ・アン今季最終戦が6月4日に予定されていることを考慮すれば、ネイマールは事実上、今季終了となる。7日現在、ネイマールは攻撃ポイント24(13ゴール、11アシスト)をマークしチームメートのリオネル・メッシ(25点)に続き、同部門リーグ2位につけている。ネイマールは同日、ソーシャルメディアに「さらに強くなって戻ってくる」とのコメントを投稿した。
ネイマールは先月19日、本拠で行われたリールとのリーグ・アン試合の途中、右足首をくじくケガをした。当時、ネイマールは担架で搬送されたが、両手で右足首を包み込みながら苦しい表情を見せた。これまでネイマールは右足首を何度も負傷した。昨年カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第1戦のセルビア戦でも同じ部位を負傷し、第2、第3戦を欠場した。
ネイマールが抜けたPSGは9日、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と今季欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦を行う。PSGは第1戦で0-1で敗れた。
金東昱 creating@donga.com