三星(サムスン)電子は9日、京畿道水原市(キョンギド・スウォンシ)の三星イノベーションミュージアムを訪問したドミニカ共和国のラケル・ペーニャ副大統領と会って事業協力を模索し、「2030釜山(プサン)万博(エキスポ)」誘致をめぐる支持を要請したと明らかにした。
三星電子の盧泰文(ノ・テムン)MX事業部長(社長)は、ペーニャ副大統領と接見した席で、「三星電子は2016年、ドミニカ共和国に支店を設立して以来、携帯電話やテレビなど多様な製品を披露している」とし、「今後もドミニカ共和国の消費者に、最高の製品経験を持続的に提供していく」と話した。また、「2030釜山エキスポは、三星電子の先端技術を世界中に知らせる良い機会になるだろう」とも話した。
一方、三星電子は、ドミニカ共和国の青年たちの就職を支援する社会貢献プログラム「三星イノベーションキャンパス」を、今月から運営する予定だ。
パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com