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自動車が半導体を抜いて貿易黒字1位に

Posted April. 11, 2023 09:00,   

Updated April. 11, 2023 09:00

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自動車が半導体を抜いて、9年ぶりに貿易黒字の1位品目となった。最近、半導体の輸出が激減した状況で、自動車が貿易赤字の縮小に貢献している。

韓国貿易協会の輸出入統計によると、今年1~2月の累積基準で、自動車は輸出が105億7795万ドル、輸入が26億5710万ドルで79億2084万ドル(約10兆4515億ウォン)の貿易黒字を記録した。全体輸出品目の中で貿易黒字1位だった。2017年から昨年まで、6年連続で貿易黒字の1位を守った半導体は、今年に入って7位(18億9895万ドル)に転落した。

貿易黒字の順位で自動車が半導体より上位についたのは、2016年(自動車2位、半導体3位)以来7年ぶりのことであり、1位は2014年以来9年ぶりのことだ。自動車に続き、石油製品(47億9849万ドル)や合成樹脂(32億2152万ドル)、船舶海洋構造物・部品(26億2468万ドル)、自動車部品(25億7015万ドル)などの順で貿易黒字が多かった。

韓国自動車産業協会によると、昨年、韓国国内の自動車メーカー各社の自動車1台当たりの輸出価格は2万1276ドル(約2807万ウォン)で、史上最高水準だった。これは、収益性の高いレジャー用車両(RV)と高価部品が入るエコカーの輸出増加によるものだ。


世宗市=キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com