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マスターズ棄権ウッズがまた手術、シーズン終了のアウトのピンチ

マスターズ棄権ウッズがまた手術、シーズン終了のアウトのピンチ

Posted April. 21, 2023 08:42,   

Updated April. 21, 2023 08:42

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「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(48)は10日に終わった米男子ツアー(PGA)の今季メジャー初戦となるマスターズに出場し、「歩いて移動するのが一番大変」と吐露した。2021年2月、の自動車事故で怪我した右足の負傷の影響のためだった。実際、ウッズは今回のマスターズの大会中、ずっと足を引きずっていた。辛うじて予選は通過したが、痛みのため第3ラウンドの7番を終えては棄権した。

そしてウッズは結局手術を受けた。ウッズは20日、ソーシャルメディア(SNS)を通じて「右足首の関節炎を治療するために手術を受けた」と伝えた。二つの骨をつなぐ手術で現地メディアは回復に10~12週かかると見通した。

2021年の自動車事故当時、ウッズは右脚の脛骨と足首を大きく怪我した。リハビリの末、昨年マスターズに出場して全4ラウンドを回りながら47位になったが、その後出場した大会では試合の全日程を消化するのに苦労してきた。昨年、メジャー戦の全米プロゴルフ選手権でも途中棄権した。今年は2試合だけに出場した。今年2月、自身の財団が主催したジェネシス・インビテーショナルは無事に終えたが、マスターズから再び棄権した。

地元メディアはウッズがいつ再び大会に出場できるかさえ不透明だと伝えた。ウッズのエージェントを務めるエクセル・スポーツマネージメントのマーク・スタインバーグ代表は「現在、最上の目標は日常生活ができるように回復すること」と話した。

メジャー15勝を記録しているウッズは、今年残り3つのメジャー戦出場も難しそうだ。5月の全米プロゴルフ選手権と6月の全米オープンは事実上欠場が決定的で、最後のメジャー戦である7月の全英オープン出場も難しい見通しだ。ウッズは1997年マスターズを皮切りに、2008年全米オープンまでの12年間、メジャー優勝トロフィーを14回獲得した。その後、メジャー優勝は11年が過ぎた2019年マスターズが唯一だった。歴代メジャー戦最多優勝記録はジャック・ニクラウス(83)の18勝だ。


李憲宰 uni@donga.com