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孫興民がケインのパスで同点弾、7シーズン連続の2桁得点まであと1ゴール

孫興民がケインのパスで同点弾、7シーズン連続の2桁得点まであと1ゴール

Posted April. 29, 2023 10:15,   

Updated April. 29, 2023 10:15

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「混乱するトッテナムに一筋の光を与えた」

孫興民(ソン・フンミン=31、トッテナム・ホットスパー)が敗北の危機に陥ったチームを救うと、英メディア「ザ・ガーディアン」はこう伝えた。孫興民は28日、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)との今季イングランド・プレミアリーグ(EPLL)のホームゲームで1-2でリードされていた後半34分、同点ゴールを決めた。試合は2-2で引き分けた。

孫興民のゴールは今季EPL9点目。トッテナムのユニホームを着てEPLデビューを果たした2015~16シーズン(4ゴール)を除いて、孫興民は昨季まで二桁得点を挙げ続けた。孫興民はあと1ゴールで、7シーズン連続で2桁得点を達成する。また、トッテナムのユニホームを着てクラブ通算144ゴールを記録した。イングランド代表出身のジャーメイン・デフォ(143ゴール)を抜いてトッテナム史上得点ランキング6位に上がった。同部門1位は274ゴールのハリー・ケインで、5位は159ゴールを記録したクリフ・ジョーンズだ。

孫興民は同日後半34分、ケインがペナルティーエリア右から上げたクロスをゴール左から右足で蹴り込んでゴールネットを揺らした。ケインのパスを受けて孫興民が得点した通算24点目。サッカーデータ専門サイトのオプタによると、このゴールは、一人の選手が特定選手のパスをゴールにつなげたEPL史上最多得点1位タイで、先立ってチェルシーのディディエ・ドログバがフランク・ランパードのパスで24得点を挙げた。

孫興民は試合後、「相手が前半45分で2ゴールを決めたのに、我々とできないはずがないじゃないかと、前半戦が終わった後、ロッカールームで同僚たちと話しかけた」とし。「前半はリードされるような試合ではなかった。後半は良いプレーができたが、勝ち点3を獲得できなかったのでず嬉しくはない」と話した。トッテナムのライアン・メイソン監督代行は、「孫興民は(ゴールのために)走り続けた。ボールが自分に届くと信じた」と話した。孫興民は不振から抜け出し、今年3月から優れたパフォーマンスを見せている。代表戦とEPLなどで最近9試合で6ゴールを記録した。最近のリーグ4試合では3ゴールを決めた。孫興民は昨季にリーグ最後の5試合で6ゴールを決め、アジア選手としては初めてEPL得点王に輝いた。

同日引き分けとなったトッテナムは16勝6分け11敗(勝ち点54)で、アストン・ビラ(勝ち点54)と勝ち点は並んだが、得失点差で2ゴール上回り5位になった。4位のマンU(勝ち点60)との勝ち点差は「6」。残り5試合となったトッテナムは来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権が与えられる4位入りを狙っている。しかし、3位のニューカッスル(勝ち点62)より1試合、マンUより2試合多く消化しており、最も不利な立場にある。


金東昱 creating@donga.com