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李承晩のタイプライター、金泳三のジョギングシューズ、盧武鉉の読書台…

李承晩のタイプライター、金泳三のジョギングシューズ、盧武鉉の読書台…

Posted June. 02, 2023 08:46,   

Updated June. 02, 2023 08:46

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文化体育観光部は、大統領府開放1年を迎え、大統領府で特別展「大統領たちの物語-ここに大統領がいた」を1日から8月28日まで開催する。

大統領府本館の世宗室と仁王室で行われる今回の展示では、歴代大統領12人の様々な愛用品に込められた話も紹介される。李承晩(イ・スンマン)元大統領の必需品だったタイプライターは、1953年7月、韓国戦争休戦後、米国との相互防衛条約協議で関連文書を作成する際に使われた。当時78歳だった李元大統領は「一本指打法」でタイプライターを愛用した。

大統領府緑地園で早朝ランニングを楽しんだ金泳三(キム・ヨンサム)元大統領にとって、ジョギングシューズは象徴的な愛用品。93年の金融実名制発表当時、金元大統領は普段より2倍のスピードで走り、重要な政策発表を控えて緊張を解き、考えを整理したという。盧武鉉元大統領の代表的な愛用品は74年に制作された「改良読書台」。実用新案特許を取得したこの読書台は、横になっても本を読めるよう角度を調節することができる。

春秋館で開催される展示「招待、場」では、80年代に韓国で初めて製作されたボーンチャイナの器など、大統領府で使用された食器や家具などが展示される。展示期間は同じ。


鄭盛澤 neone@donga.com