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共に民主党出身の国会議長「相手を悪魔化する極端な政治に突き進む」

共に民主党出身の国会議長「相手を悪魔化する極端な政治に突き進む」

Posted July. 05, 2023 08:30,   

Updated July. 05, 2023 08:30

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「韓国政治が相手を悪魔化する極端に突き進んでいる」

金振杓(キム・ジンピョ)国会議長は4日、国会で開かれた就任1年の記者会見で、与野党に選挙制度改編に向けた選挙法改正を求め、このように述べた。金氏は「1票でも勝てばすべてを手に入れる勝者独り占めの制度下では、国民の大多数の支持を得るよりも極端な支持層の結集を期待する政治をすることになる」とし、「そのため、対話と妥協よりも極端な対立と葛藤の政治が続いている」と述べた。

金氏は、遅くとも8月末までには選挙法改正と選挙区画定を終わらせると断言した。金氏は、「法で定められた選挙区画定期限がすでに3ヵ月近く過ぎた。法を作る国会議員が自ら選挙法を守らないのは恥ずかしいこと」とし、「与野党執行部と交渉が終われば、7月17日に交渉結果を政治改革特別委員会に移管し、本会議で議決手続きを行うことにした」と述べた。

金氏は最後の発言でも、「破釜沈舟(出陣の時、飯を炊く釜を打ち壊し、船を沈めて退路を断つ意から、決死の覚悟で出陣することを意味)」を引用し、再度、選挙制度改編の仕上げを求めた。金氏は、「釜を壊し、帰る船を沈めるような不退転の決意が必要だ」とし、「与野党執行部の勇断を期待する」と付け加えた。

金氏は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府の施行令改正を通じた国政運営についても、「施行令に依存する政治は必ず限界があり、副作用をもたらす」と指摘した。そして、「国会の立法権を尊重するという面でも、必要であれば法を補完して解決するようにしなければならない」と述べた。


鄭盛澤 neone@donga.com