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駐韓オランダ大使「韓国戦争参戦のオランダ人たちは韓国の発展を誇りに思う」

駐韓オランダ大使「韓国戦争参戦のオランダ人たちは韓国の発展を誇りに思う」

Posted July. 05, 2023 08:28,   

Updated July. 05, 2023 08:28

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「昨年11月に韓国を訪問したオランダの韓国戦争参戦兵士らが、韓国の発展した姿を誇りに思っていた。『私と戦友の犠牲は無駄ではなかった』という彼らの言葉に大きな感動を受けた」

韓国戦争休戦70年を迎えた先月、ソウル市中区の駐韓オランダ大使館で会ったヨアンネ・ドルネバルト大使(写真)は、オランダの参戦理由と意義を説明し、このように語った。オランダは当時、16の参戦国のうち8番目に多い5322人の兵士を派遣し、ほとんどが志願兵だった。ドルネバルト氏は、「第2次世界大戦当時、オランダもどの国と同様に戦争の痛みを経験した。韓国が同じ苦しみを経験しないようにと、当時多くの青年が参戦を志願した」と説明した。

また、当時の派遣部隊である「ヴァンホイツ」連隊の若い現役部隊員が来月、ソウルを訪問する計画だと紹介した。韓国の発展した姿を見たいと願う若い兵士たちが、費用を集めて韓国に来ると付け加えた。

2019年に着任したドルネバルト氏は、昨年11月、釜山(プサン)国連記念公園に埋葬された参戦兵士マティアス・ホフンボーム氏とエドアード・エンバーリンク氏の遺骨の移送に参加したことも意義深いことだったと話した。2人は生前、「戦友と一緒に眠りたい」という遺言を残した。ドルネバルト氏は、「韓国政府が空港に到着した遺骨を釜山に移送する際、非常に丁寧で格式高く対応してくれた」と感謝した。

ドルネバルト氏は、「戦後70年が経ったにもかかわらず、両国が戦争を記念する理由は、二度と戦争が起きてはならないということを忘れないため」とし、ロシアのウクライナ侵攻もそのため強く批判すると述べた。そして、「ロシアのような強大国が一度侵略を起こせば、次の侵略対象はどの国になるか分からない。ウクライナを引き続き支援し、支持する」と強調した。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com