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三星電子の第2四半期の営業利益が6000億ウォン、「底を打って第3四半期に反発」

三星電子の第2四半期の営業利益が6000億ウォン、「底を打って第3四半期に反発」

Posted July. 08, 2023 08:15,   

Updated July. 08, 2023 08:15

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三星(サムスン)電子が、第2四半期(4~6月)に6000億ウォン台の営業利益を上げたことが暫定的に集計された。2009年第1四半期(1~3月・5900億ウォン)以来、14年ぶりに最悪の業績を出した第1四半期(6402億ウォン)に続き、2期連続で6000億ウォン台に止まった。ただ、第2四半期に「底」を打った半導体事業が第3四半期(7~9月)からは徐々に回復傾向に入り、三星電子の業績も持ち直すだろうという予測が出ている。

三星電子は7日、連結基準で売上が60兆ウォン、営業利益が6000億ウォン台の第2四半期の暫定業績を発表した。前年同期に比べて売上は22%減少し、営業利益は95%以上激減した。最終業績は27日に公示の予定だ。

三星電子は史上最低の不振な業績を出したが、業界では「これで底を確認した」という期待も出ている。第3四半期はメモリ半導体の減産による効果が始まり、年内に高付加価値メモリ製品であるHBM3とDDR5の量産も本格化するからだ。今月26日にアンパック行事を行うスマートフォンの新製品「ギャラクシーZフリップ5・フォールド5」も、業績回復に寄与するものと予測される。

昨年下半期(7~12月)に始まった半導体ダウンサイクル(低迷期)のトンネルが終わりつつあるという診断は、第3四半期の三星電子の営業利益の予測値にも反映されている。同日、金融情報会社エフアンドガイドコンセンサス(証券会社の予測値の平均)によると、三星電子の第3四半期の営業利益の予測値は、第2四半期の6倍に達する3兆6970億ウォンとなっている。


郭道英 now@donga.com