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都心の水鉄砲祭りが4年ぶりに再開

Posted July. 12, 2023 08:14,   

Updated July. 12, 2023 08:14

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コロナ禍で中断されていた水鉄砲祭りが、4年ぶりにソウル都心で再び開かれる。

参加者たちは、サバイバルシューティングゲーム「バトルグラウンド」のコンセプトで造成された会場で、お互いに水鉄砲を撃ちながら暑さを冷やすことになる。DJパーティーやダンス公演も用意されている。その他、子供たちのためのオペラ公演や実験的芸術作品を披露するフェスティバルなどが、ソウルの各地で開かれる。

●4年ぶりの都心での水鉄砲祭り

ソウル市は11日、7月と8月にソウル都心で猛暑を和らげる文化芸術祭が多彩に開かれる予定だと発表した。

まず8月12日と13日に、麻浦区(マポグ)の文化備蓄基地で「W.G.F(ウォーターガンフェスティバル)水鉄砲祭り」が開かれる。水鉄砲祭りは、2013~2019年の7年間、約100万人が参加したソウルを代表する夏祭りだが、コロナ禍で2019年以降開催が中断された。イベントが4年ぶりに再開され、場所は従来開かれた新村(シンチョン)一帯から、円形の広い敷地を持つ麻浦区文化備蓄基地に変わった。

イベント主管会社のヘイウェイは、今回のフェスティバルでゲームバトルグラウンドのコンセプトを会場に具現する計画だ。バトルグラウンドとは、100人のうち最後の1人が残るまで競うゲームだ。主催側の関係者は、「戦場の要素を会場の随所に導入する案を模索している」とし、「1回目の事前前売り当時、チケット3000枚が全て売り切れ、追加販売を準備するほど参加の熱気が熱い」と話した。これまでは、会場には無料ゾーンと有料ゾーンが別にあったが、今年は全面有料(入場券=3万ウォン)に変わった。

8月8~27日、西大門区(ソデムング)新村文化発電所の一帯では、芸術家たちの情熱を感じられる「ソウルフリンジフェスティバル2023」が開かれる。芸術家たちの自由で主体的なインスピレーションを披露する祭りで、計96チームが「皆さんを招待します」というテーマの下、実験的芸術作品を披露する。今年は観客のアクセス性を高めるため、ほとんどの作品に観覧制限の年齢をなくした。障害者の前売りおよび割引システムも導入した。

●夏休みを満喫する「子供祭り」も

夏休みを迎えた子供たちのための祭りも、用意されている。今月19~22日、恩平区(ウンピョング)恩平文化芸術会館では、「2023ソウル子供オペラフェスティバル」が開かれる。「解決師プーさん」、「ヘンゼルとグレーテル」など、子供の目線に合わせたオペラ公演や参加型公演、フォトゾーンなどが楽しめる。今月15日から30日まで、大学路(テハクロ)の芸術劇場などで開かれる「2023アシテジ国際夏祭り」でも、国内外の優秀な児童青少年演劇10本に出会える。

光復(クァンボク=日本植民地からの独立)78周年を記念して、独立前後の歴史を体験できる祭りも開かれる。8月12日から15日まで、西大門刑務所歴史館で開かれる「西大門独立フェスタ」では、「独立と平和」をテーマにした記念音楽会や企画展示などが無料で観覧できる。同月14日と15日にソウル遊び場では、女性独立運動家キム・マリア先生の話を盛り込んだ「ミュージカル・キム・マリア」の公演が繰り広げられる。

ソウルで開かれる季節別祭りの情報は、スマートソウルマップ(map.seoul.go.kr)で確認できる。道探し、地図コピー機能も支援する。ソウル市のチェ・ギョンジュ文化本部長は、「市民たちは、家族および友人と共に祭りを楽しみながら、活気に満ちた夏を過ごしてほしい」とし、「今後も、市民の暮らしに活力になれる祭りを積極的に支援する」と話した。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com