韓国の昨年のＧＤＰが世界１３位、３年ぶりにトップ１０圏外に

昨年の韓国の経済規模が世界１３位に落ちたと推定する韓国銀行の報告書が発表された。２０２０年と２０２１年に２年連続で１０位だったが、３年ぶりに上位１０位圏外に落ちた。昨年のウォン高でドル建て価格が下落したうえ、半導体など主要品目の輸出が減ったことが原因となった。

１２日、韓国銀行（韓銀）によると、昨年の韓国の名目国内総生産（ＧＤＰ）は前年比７．９％減の１兆６７３３億ドルだった。ウォン建てでは２１６１兆８０００億ウォンで、同期間３．９％伸びた。昨年、対ドルのウォン相場が平均１２．９％のウォン高ドル安が進み、ドル建ての名目ＧＤＰが縮んだ。名目ＧＤＰは該当年度に財貨とサービスがどれだけ生産されたかを示す指標で、国の経済規模を表わしている。韓国の名目ＧＤＰは２０１８年に１０位だったが翌年１２位に下落。２０２０年と２０２１年は２年連続で１０位を維持した。

昨年の名目ＧＤＰ１位と２位は米国（２５兆４６２７億ドル）と中国（１７兆８７６０億ドル）がだった。


シン・アヒョン記者　ソ・ソルヒ記者 abro@donga.com · facthee@donga.com