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原発・バッテリー・次世代自動車…韓国・ポーランドの企業間で33件のMOU締結

原発・バッテリー・次世代自動車…韓国・ポーランドの企業間で33件のMOU締結

Posted July. 15, 2023 08:30,   

Updated July. 15, 2023 08:33

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ポーランドを訪問中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が14日(現地時間)に出席した韓国・ポーランドビジネスフォーラムで、両国の企業・機関が原発、バッテリー、次世代自動車、水素などの分野で計33件の了解覚書(MOU)を締結した。

フォーラムには、歴訪に同行した経済使節団を含め、韓国とポーランドの企業、政府関係者約350人が参加した。バッテリー・次世代自動車など先端産業分野で11件、原発・水素・クリーンエネルギーなどエネルギー分野で13件、金融・観光などサービス分野で9件のMOUが締結された。

原発分野では、斗山(トゥサン)エナビリティ、現代(ヒョンデ)エンジニアリング、大宇(デウ)建設、BHIなどの企業がポーランドの企業と6件の原発協力MOUを締結した。ポーランド内の原発導入開発、新規原発建設関連協力、原子力エネルギー分野の人的交流・養成、共同研究協力、ポントヌフ原発事業への原子力機器の供給などだ。

バッテリー分野では、韓国バッテリー協会とポーランド自動車産業協会との間でMOUが締結された。大統領室の崔相穆(チェ・サンモク)経済首席秘書官は、現地での記者会見を通じて、「ポーランドはLGエネルギーソリューションの投資で欧州全体の3割を占める名実ともに欧州最大のバッテリー生産国になった」とし、「今回のMOUを機に従来の電気自動のバッテリーからエネルギー貯蔵装置(ESS)用バッテリーまで協力の範囲が拡大され、サプライチェーンリスクにも共同対応するなど、両国間のバッテリー協力がさらに高度化することが期待される」と述べた。

クリーンエネルギー分野の場合、サムスン物産とBHIがポーランドの企業と炭素削減複合火力発電所プロジェクトの協力、脱炭素連携エネルギー開発・建設事業の協力などに関するMOUを締結した。

尹大統領は、「昨年、ポーランドに史上最大規模の防衛装備が輸出され、毎年貿易が大幅に増加するなど、両国間の経済協力が新たな転機を迎えている」とし、「韓国のバッテリー、素材部品の企業がポーランドに欧州最大のバッテリー生態系を構築したように、航空宇宙、スマート工場、クリーンエネルギーなど先端産業だけでなく、防衛、インフラ分野まで協力を拡大しなければならない」と強調した。


全主榮 aimhigh@donga.com