アシアナ航空の操縦士労組が争議に突入、国際線が初欠航
Posted July. 17, 2023 08:36,
Updated July. 17, 2023 08:36
アシアナ航空の操縦士労組が争議に突入、国際線が初欠航.
July. 17, 2023 08:36.
by ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com.
賃金交渉をめぐる対立で会社側と平行線をたどっていいるアシアナ航空の操縦士労働組合の順法闘争で、初の国際線の欠航が発生した。24日に予告されたストライキまで発生すれば、航空機の欠航はさらに増えるものと見られる。16日、アシアナ航空によると、同日午前7時35分、仁川(インチョン)国際空港から出発して11時5分(現地時間)にベトナムのホーチミンに到着する予定だったOZ731便が欠航となった。アシアナ航空は、前日乗客に「操縦士労組の団体行動による欠航」と案内した。これを受け、現地時間で16日昼12時5分にホーチミンを出発して午後7時25分に仁川に来る予定だったOZ732便も欠航となった。アシアナ航空の関係者は、「操縦士の団体行動で、機長と副機長など運航乗務員を探すことができず欠航措置をした」と明らかにした。アシアナ航空の操縦士労組は、先月から順法闘争を行っている。順法闘争は合法的な範囲内で行われるが、航空業界では飛行機の延着と人材運営の支障などを誘発しかねない。同日の欠航も順法闘争の影響のためだという分析だ。かつて、特定航空便で操縦士の空席が発生し、会社側はこれに代わる操縦士をやっと探して運航してきた。ところが、この日は操縦士を結局見つけることができず、欠航となったのだ。アシアナ航空によれば、労組の順法闘争で15日までに国内線8便が欠航し、国際線35便と国内線19便の54便が遅れた。労組は24日からストを予告している。航空産業は必須公益事業で、全面ストはできない。しかし、国際線は人員の20%、国内線は50%までストライキに参加することができ、航空便運航に支障が起きかねない。ある航空会社の機長は、「計画された人材運営がまともに回らないと、航空便の運営がこじれて混乱が発生しかねない。労使と産業銀行などの債権団が共に譲歩しなければならない」と話した。
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賃金交渉をめぐる対立で会社側と平行線をたどっていいるアシアナ航空の操縦士労働組合の順法闘争で、初の国際線の欠航が発生した。24日に予告されたストライキまで発生すれば、航空機の欠航はさらに増えるものと見られる。
16日、アシアナ航空によると、同日午前7時35分、仁川(インチョン)国際空港から出発して11時5分(現地時間)にベトナムのホーチミンに到着する予定だったOZ731便が欠航となった。アシアナ航空は、前日乗客に「操縦士労組の団体行動による欠航」と案内した。これを受け、現地時間で16日昼12時5分にホーチミンを出発して午後7時25分に仁川に来る予定だったOZ732便も欠航となった。
アシアナ航空の関係者は、「操縦士の団体行動で、機長と副機長など運航乗務員を探すことができず欠航措置をした」と明らかにした。アシアナ航空の操縦士労組は、先月から順法闘争を行っている。順法闘争は合法的な範囲内で行われるが、航空業界では飛行機の延着と人材運営の支障などを誘発しかねない。
同日の欠航も順法闘争の影響のためだという分析だ。かつて、特定航空便で操縦士の空席が発生し、会社側はこれに代わる操縦士をやっと探して運航してきた。ところが、この日は操縦士を結局見つけることができず、欠航となったのだ。アシアナ航空によれば、労組の順法闘争で15日までに国内線8便が欠航し、国際線35便と国内線19便の54便が遅れた。
労組は24日からストを予告している。航空産業は必須公益事業で、全面ストはできない。しかし、国際線は人員の20%、国内線は50%までストライキに参加することができ、航空便運航に支障が起きかねない。ある航空会社の機長は、「計画された人材運営がまともに回らないと、航空便の運営がこじれて混乱が発生しかねない。労使と産業銀行などの債権団が共に譲歩しなければならない」と話した。
ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com
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