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韓国人口がまたも減った…昨年5169万人で1年間5万人が減少

韓国人口がまたも減った…昨年5169万人で1年間5万人が減少

Posted July. 28, 2023 08:31,   

Updated July. 28, 2023 08:31

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外国人を含め、韓国に住む総人口が、大韓民国政府樹立以来初めて、2年連続で減少したことが分かった。出生児より死者数が多い「少子化ショック」が、人口規模に本格的な影響を及ぼし始めたという分析が出ている。

27日、統計庁によると、昨年11月基準の総人口は5169万2000人で、1年前より4万6000人(0.1%)が減少した。外国人を含めて国内に住む人の合計である総人口は、大韓民国政府の樹立後に行った1949年の調査以来増え続けてきたが、2021年に初めて前年より減少した。2年間減少傾向を見せている。

昨年、総人口が減った最も大きな理由は、少子化による内国人の減少だ。昨年、内国人は4994万人と15万人ほどが減り、2018年以降4年ぶりに再び4000万人台に下がった。このうち11万人は出生児より死亡者が多く発生した自然減少分だ。統計庁の関係者は、「2021年は外国人が減って総人口が減少したとするなら、昨年は自然減少で内国人が大幅に減り、総人口が減少した」と説明した。

年齢別に見れば、0~14歳の幼少年人口が1年前より3.7%減の586万人で、統計を取り始めて以来初めて600万人台を下回った。経済活動ができる15~64歳の人口(3668万人)も、減少傾向を続けた。一方、65歳以上の人口は、1年前より5.1%増の914万人だった。高齢化の速度が速くなり、15~64歳の人口100人が扶養しなければならない高齢者数は24.9人で、1年前よりさらに増えた。

一方、1人暮らしの世帯が増え、昨年の総世帯数は1年前より36万世帯(1.6%)増の2238万3000世帯と集計された。特に1人暮らし世帯は750万2000世帯で、全世帯の34.5%を占めている。3軒のうち1軒は1人暮らしの世帯であることになる。一方、4人以上の世帯は382万6000世帯で、1人暮らし世帯の半分の水準に過ぎなかった。昨年、多文化世帯は39万9000世帯で、1年間で3.7%(1万4000世帯)増加した。


世宗市=ソン・ヘミ記者 1am@donga.com