韓国水泳が世界選手権史上初の団体戦メダルに挑戦する。
黄宣優(ファン・ソンウ=20)、イ・ホジュン、キム・ウミン(以上22)、ヤン・ジェフン(25)で構成された男子800メートル・リレーの韓国代表チームは28日、日本福岡で開かれる水泳の世界選手権で韓国の団体戦初メダルを狙う。同日午前に行われる予選で全体8位に入れば、同日午後9時40分から始まる決勝でメダルを争う。韓国は昨年、ハンガリー・ブダペストで開かれた世界選手権の同種目で初めて決勝に進出し、韓国記録となる7分6秒93のタイムで6位だった。
800mリレーは4選手が200mずつを自由形でレースを繰り広げる。「マリンボーイ」朴泰桓(パク・テファン=34)が全盛期をおう歌した時は、朴泰桓以外の韓国代表選手たちの記録が良くなかったため団体戦で成績を出せなかった。 しかし、黄宣優が韓国水泳の看板として活躍し始めた2021年以降、イ・ホジュン、キム・ウミンら自由形選手の技量も上がり、800mリレーも韓国がメダルに挑戦できる種目に浮上した。
大韓水泳連盟は昨年初め、800mリレーを戦略育成種目に指定し、「アジア大会金メダル」を目標に代表選考会の200m自由形の上位4位に入った選手たちで豪州での合宿キャンプを実施★した。豪州水泳代表チームを指導したイアン・ポフ、リチャード・スカルスなど名将の指導を受け、選手たちの技量が一段と進化した。
今大会でイ・ジュンホは200m自由形で黄宣優とともに6位で決勝に進み、キム・ウミンは今大会400m自由形決勝に進出して5位(3分43秒52)を記録した後、800m自由形で決勝には上がれなかったが、7分47秒69で朴泰桓が保有していた韓国記録(7分49秒93)を11年ぶりに2.24秒短縮した。昨年ハンガリー大会で1分44秒47のタイムで韓国記録を更新して銀メダルを獲得した黄宣優は、今大会で自分の記録を0.05秒短縮らして銅メダルを獲得した。韓国選手としては初めて世界選手権で2大会連続でメダルを獲得した。
金培中 wanted@donga.com