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来月18日キャンプ・デ―ビッドで韓米日首脳会談、米大統領報道官「3ヵ国関係の新たな章を開く」

来月18日キャンプ・デ―ビッドで韓米日首脳会談、米大統領報道官「3ヵ国関係の新たな章を開く」

Posted July. 31, 2023 08:29,   

Updated July. 31, 2023 08:29

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とバイデン米大統領、岸田文雄首相が来月18日、ワシントン郊外の大統領山荘キャンプ・デービッドで首脳会談を行う。3ヵ国は発表文を出す案も調整している。北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応した韓米日協力の強化などを盛り込んだ文書を出す可能性がある。バイデン氏は首脳会談の開催に触れ、「両国(韓国と日本)は第2次世界大戦後、(最近)関係を回復した(rapprochement)」とし、「(両国関係の)根本的な変化(fundamental change)」と強調した。

米国のカリーヌ・ジャンピエール大統領報道官は28日(現地時間)、声明を発表し、「首脳たちは、米日、米韓の鉄壁のような同盟と友情を通じた強力な絆を再確認し、3ヵ国関係の新たな章を祝うだろう」と述べた。韓国大統領室の李度運(イ・ドウン)報道官も29日、書面で、「今回の首脳会談は、核心価値を共有する3ヵ国間の協力を新たなレベルに発展させることができる重要な転機」と強調した。

韓米日首脳は来月18日午前からキャンプ・デービッドで形式や主題にとらわれず自由に話す「リトリート」方式で会議を行う。首脳たちは昼食会は共にするが、夕食会は行われないという。政府関係者は、「共感が形成されれば、当然、文書で結果を出すだろう」とし、「(共同声明、報道発表などの)形式については、これから調整してみなければ分からない」と話した。

北朝鮮とロシアはさらに接近する様相だ。特に、ロシア軍がウクライナ軍に対して北朝鮮製の兵器を使用する場面まで確認されたと、英紙フィナンシャル・タイムズが29日(現地時間)、報道した。ウクライナ軍の砲兵隊がロシア軍の兵器を手に入れたが、この兵器が北朝鮮製ロケットだという。実際に北朝鮮製なら、昨年から続いている朝ロ間の兵器取引疑惑の実体が明らかになったことになる。これと関連して、韓国政府関係者は、「北朝鮮が多連装ロケットなどの兵器を支援した可能性は十分にあると見ている」と話した。


申晋宇 niceshin@donga.com · 全主榮 aimhigh@donga.com