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IOC選手委員選挙に4人が名乗り上げ、金軟景・朴仁妃・秦鍾午・李大勲の四つ巴に

IOC選手委員選挙に4人が名乗り上げ、金軟景・朴仁妃・秦鍾午・李大勲の四つ巴に

Posted August. 04, 2023 08:24,   

Updated August. 04, 2023 08:24

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「バレーボール女帝」金軟景(キム・ヨンギョン=35)と「ゴルフ女帝」朴仁妃(パク・インビ=35)が3日、国際オリンピック委員会(IOC)選手委員選挙に立候補する意向を明らかにした。そしてIOC選手委員の韓国代表候補選びは「射撃皇帝」秦鍾午(チン・ジョンオ=44)、「ミスターテコンドー」李大勲(イ・デフン=31)に「女帝」2人まで名乗りを上げ四つ巴で行われることになった。各種目の看板として活躍した4人のうち1人だけが、来年7月のパリ五輪期間中に開かれるIOC選手委員選挙に正式立候補することができる。

大韓体育会は先月21日、各競技団体にIOC選手委員の韓国代表を推薦してほしいという公文を送った。その後、大韓バレーボール協会で金軟景のプロバレーボール女子部所属チームである興国(フングク)生命に公文を伝え、金軟景が挑戦する意向を明らかにした。2016年リオデジャネイロ五輪女子ゴルフ金メダリストの朴仁妃も、大韓ゴルフ協会にIOC選手委員への挑戦の意思を伝えている。

大韓体育会は4日午後6時までに各競技団体から推薦を受けた後、書類審査と面接などを通じて候補1人を最終的に選出する。書類審査は選手時代の業績など10の評価項目にわたって行われる。また、面接には英語プレゼンテーションも含まれる。IOCは選手委員の資格要件に「英語を流暢に話せなければならない」と明示している。大韓体育会は3週間審査を行った後、遅くとも来月1日までには最終候補1人をIOCに推薦する計画だ。

韓国代表に選ばれれば、パリ五輪期間中に遊説活動を行い、各国代表選手が直接参加する投票で4位以内に入ればIOC選手委員の資格を得る。韓国はこれまでIOC選手委員を2人輩出してきた。韓国はもちろん、アジア出身では初めてIOC選手委員になった文大成(ムン・デソン)国技院国際協力特別補佐官(47)は2008年北京大会で候補31人のうち1位で、来年選手委員任期が終わる柳承敏(ユ・スンミン)大韓卓球協会長(41)は16年リオデジャネイロ大会で候補23人のうち2位で当選した。

IOC選手委員選挙は五輪が開催される度に行われる。該当大会または直前大会に参加した選手の中で自国出身のIOC選手委員がいない場合に限って立候補できる。2021年東京五輪の時は、柳氏が在任中だったため、他の韓国選手は立候補できなかった。任期8年の選手委員は選出後すぐIOC一般委員にも選任され、他のIOC委員と同じ権利と義務を有することになる。韓国選手がパリ五輪でIOC選手委員に選ばれれば、イ・ギホン大韓体育会長に続き、韓国人としては12人目のIOC委員になる。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com