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GSカルテックスのカン・ソフィ、新主将として初のカップ大会でMVP

GSカルテックスのカン・ソフィ、新主将として初のカップ大会でMVP

Posted August. 07, 2023 08:29,   

Updated August. 07, 2023 08:29

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GSカルテックスのカン・ソフィ(26)は今年、新主将に選任された。女子プロバレーボールの7チームで最年少キャプテンだ。プロ2年目からカン・ソフィを見守ってきたチャ・サンヒョンGSカルテックス監督(49)は「主将になればなかった責任感も生まれる。大変かもしれないが、うまくやってくれると信じている」と期待を示した。カン・ソフィは主将選任後初の大会でチームを頂点に導き「カップ大会の女王」になった。

GSカルテックスは5日、慶尚北道亀尾市(キョンサンブクド・クミシ)にある朴正熙(パク・チョンヒ)体育館で行われた2023亀尾・ドトゥラムカップ・プロバレーボール大会女子のIBK企(キオプ)業銀行との決勝で3-1(26-28、25-23、25-13、25-21)で逆転勝ちした。女子のカップ大会最多優勝チームであるGSカルテックスは、6度目のカップ大会トロフィーを手にした。主将として主砲の役割まで果たしたレフトのカン・ソフィは、記者団投票で全31票のうち27票を獲得し、大会MVPに選ばれた。カン・ソフィは大会中、チームで最も多い91得点(攻撃成功率44.51%)を記録した。同日の決勝ではユ・ソヨン(22得点)に続き、チームで2番目に多い21得点をマーク。2017年と2020年に続き3年周期で3度目のカップ大会MVPになったカン・ソフィは、IBK企業銀行のキム・ヒジン(2回)を抜いて女子部最多受賞者となった。

カン・ソフィは、「(グループリーグから準決勝まで)3日連続の試合でとても大変だったが、よく耐えてきた選手たちが本当に誇らしい」とし、「ここで満足せずレギュラーリーグやチャンピオン決定戦MVPまでも獲得できるようにさらに頑張りたい」と感想を語った。4年連続でカップ大会決勝に進出したGSカルテックスは、昨季のレギュラーリーグでは5位に止まり、5シーズンぶりにポストシーズン進出に失敗した。雰囲気を変えるためには、カン・ソフィの活躍が切実だ。カン・ソフィはシーズン後、2度目の自由契約選手(FA)資格も得る。

優勝の喜びもつかの間。カン・ソフィは6日、代表チームの練習のため忠清北道鎮川(チュンチョンプクト・チンチョン)の選手村に向かった。カン・ソフィは今月末に始まるアジア選手権と9月パリ五輪最終予選、杭州アジア大会でも代表チームの主砲を務める見通しだ。カン・ソフィは6、7月に行われたバレーボルネーションズリーグ(VNL)で興国(フングク)生命のキム・ダウンとチーム最多得点(83点)を記録した。


姜泓求 windup@donga.com