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白菜の卸売価格が1ヵ月間161%値上がり、梅雨・猛暑の影響

白菜の卸売価格が1ヵ月間161%値上がり、梅雨・猛暑の影響

Posted August. 14, 2023 08:20,   

Updated August. 14, 2023 08:20

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梅雨と猛暑の影響で、白菜の卸売価格が1年前より約35%値上がりしたことが分かった。台風6号で汝矣島(ヨイド)面積の5倍を越える農地が被害に遭い、農産物の価格がさらに高騰する恐れがあるという懸念が出ている。

13日、韓国農水産食品流通公社(aT)の農産物流通情報によると、11日の白菜の卸売価格は10キロ当たり平均2万5760ウォン(商品基準)で、1年前より34.9%上昇した。1ヵ月前(9880ウォン)と比べると160.7%高い。軟腐病などで供給量が減り、白菜価格の値上げの傾向が続いている。大根の卸売価格も、20キロ当たり平均2万9320ウォン(商品基準)で、前年より6.1%上昇した。1ヵ月前と比べると127.3%高騰した。このほか、長ネギとほうれん草の価格も、1年前よりそれぞれ4.3%と14.6%値上がりした。

今後、農産物の価格はさらに上昇する可能性が高いと観測される。今月10日、韓半島に上陸した台風6号で農作物の被害が相次いだためだ。11日午後6時基準で、農作物の被害が発生した農地は、汝矣島面積(290ha)の5.4倍に達する1565.4haと集計された。ただ、農林畜産食品部の関係者は、「白菜などの野菜類の場合、主要産地である江原道(カンウォンド)は台風被害が大きくなく、価格への影響は少ないものと見られる」と話した。

特にリンゴは、524.9haにわたって落果の被害が発生し、価格上昇が予想される。10日基準のリンゴの卸売価格は、10キロ当たり平均8万6225ウォン(富士品種基準)で、1年前より44.3%値上がりした。今回の落果被害の影響は、富士品種が出荷される10月以降、本格的に反映される見通しだ。


世宗市=チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com