保護者からの携帯電話やSNSでの苦情を拒否できる、教育部が教師の教権回復対策案を公開
Posted August. 15, 2023 08:30,
Updated August. 15, 2023 08:30
保護者からの携帯電話やSNSでの苦情を拒否できる、教育部が教師の教権回復対策案を公開.
August. 15, 2023 08:30.
by 崔예나 yena@donga.com.
2学期(9月1日)から、すべての幼稚園や小中高校の教師たちは、保護者が教師個人の携帯電話やカカオトークなどのソーシャルメディア(SNS)に苦情を申し立ててきた場合、回答を拒否することができる。保護者が子供の学校を訪問する際は、必ず事前に予約後、正門で身分証を預けなければならないなど、学校への出入り管理が強化される。14日、教育部は国会で公聴会を開き、「教権の回復および保護強化をめぐる総合策」の試案を公開した。来月から、保護者は教師個人に連絡できず、学校長直属の「学校苦情対応チーム」にオンラインまたは有線で連絡しなければならない。教頭など5人で構成された対応チームが、保護者相談が必要だと決定すれば、保護者は希望日を協議して事前に予約しなければならない。該当日には正門に身分証を提出し、訪問証を受け取った後、引率者に従って苦情相談室に入ることができる。相談は、職員室や教室ではなく、開放型の保護者苦情相談室で行われる。保護者による暴言や暴行などを防ぎ、有事の際に証拠収集のために周辺の出入り口と廊下には防犯カメラが稼動される。違法な苦情、反復的な悪質的苦情について相談する席には、教師が校長や教頭の同席を要請できる。教育部は、今月中に発表し9月に公布する「教員の児童生徒の生活指導に関する告示」に、教員が保護者の不当な要求や相談を拒否する権利などを明示する予定だ。教師の「応対拒否権」、「答弁拒否権」を保障する内容の教権強化の総合策も発表する。これに先立って、教育部は先月、ソウル瑞草区(ソチョグ)の小学1年生教師死亡事件以来、保護者の「悪質的苦情」から教権を保護する対策をまとめてきており、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は直ちに2学期から施行せよと指示した。
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2学期(9月1日)から、すべての幼稚園や小中高校の教師たちは、保護者が教師個人の携帯電話やカカオトークなどのソーシャルメディア(SNS)に苦情を申し立ててきた場合、回答を拒否することができる。保護者が子供の学校を訪問する際は、必ず事前に予約後、正門で身分証を預けなければならないなど、学校への出入り管理が強化される。
14日、教育部は国会で公聴会を開き、「教権の回復および保護強化をめぐる総合策」の試案を公開した。来月から、保護者は教師個人に連絡できず、学校長直属の「学校苦情対応チーム」にオンラインまたは有線で連絡しなければならない。教頭など5人で構成された対応チームが、保護者相談が必要だと決定すれば、保護者は希望日を協議して事前に予約しなければならない。該当日には正門に身分証を提出し、訪問証を受け取った後、引率者に従って苦情相談室に入ることができる。
相談は、職員室や教室ではなく、開放型の保護者苦情相談室で行われる。保護者による暴言や暴行などを防ぎ、有事の際に証拠収集のために周辺の出入り口と廊下には防犯カメラが稼動される。違法な苦情、反復的な悪質的苦情について相談する席には、教師が校長や教頭の同席を要請できる。
教育部は、今月中に発表し9月に公布する「教員の児童生徒の生活指導に関する告示」に、教員が保護者の不当な要求や相談を拒否する権利などを明示する予定だ。教師の「応対拒否権」、「答弁拒否権」を保障する内容の教権強化の総合策も発表する。これに先立って、教育部は先月、ソウル瑞草区(ソチョグ)の小学1年生教師死亡事件以来、保護者の「悪質的苦情」から教権を保護する対策をまとめてきており、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は直ちに2学期から施行せよと指示した。
崔예나 yena@donga.com
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