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孫興民の経済効果は約9800台の輸出に匹敵、現代経済研が試算

孫興民の経済効果は約9800台の輸出に匹敵、現代経済研が試算

Posted August. 21, 2023 08:53,   

Updated August. 21, 2023 08:53

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英国プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパー所属の孫興民(ソン・フンミン)選手(写真)が昨年、韓国経済に約5900億ウォンの生産誘発効果を出したものと分析された。

現代(ヒョンデ)経済研究院は20日に発表した「ビッグリーグ・スポーツスターの経済的効果」と題した報告書でこのように分析した。 同研究院は昨年の国家イメージ調査で、「韓国」という言葉から連想される人物に3.5%が「孫興民」と答えがことを挙げ、2015年に英国に進出したことを考慮し、年間の認知度上昇率は0.5%だと解析した。これに国家認知度が製品利用に転換される比率48.7%を掛け、孫興民の消費財輸出寄与度は約0.24%だと試算した。

昨年、韓国の消費財輸出額は約860億ドル(111兆ウォン、2022年の平均為替レート適用)で、孫興民が寄与した規模は約2700億ウォンに上ると推定した。これは約9800台を乗用車輸出に匹敵する規模だだ。 同研究院は、この輸出額増加の生産誘発効果は約5900億ウォンで、付加価値誘発効果は約1840億ウォン水準だと算出した。

現在、孫興民の他にも英国やスペイン、ドイツ、フランスなどビッグリーグを含め欧州でプレーする韓国人選手は17人。研究院は、「スポーツを含めて韓流の成長が消費財の輸出拡大につながるよう国内の輸出構造の安定性が確保されなければならない」と強調した。


金昌德 drake007@donga.com