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「無差別犯罪」への不安で護身用品の機内持ち込みが増加

「無差別犯罪」への不安で護身用品の機内持ち込みが増加

Posted August. 21, 2023 08:55,   

Updated August. 21, 2023 08:55

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最近、「無差別犯罪」が増加し、飛行機にまで護身用品を持ち込もうとして摘発される事例が増えている。

20日、韓国空港公社によると、今年7月まで金浦(キムポ)空港を含め全国14の空港で摘発された機内持ち込み禁止物品件数は53万4837件で、昨年同期(46万5000件あまり)より14.8%増加した。

特に機内持ち込み禁止物品のうち、危害物品に該当する護身用品の所持が増加している。電磁衝撃器とナックルが代表的だ。ナックルの場合、先月は12件、今月は1~15日に24件が摘発された。半月で先月の2倍も摘発されたのだ。電子衝撃機の所持摘発も毎月2、3件から7月は6件に増え、8月も15日までに5件が摘発された。電子衝撃機やナックル、スプレーなどの護身用品は航空機内への持ち込みが禁止となっており、委託手荷物として送ることはできる。

韓国空港公社の尹亨重(ユン・ヒョンジュン)社長は、「護身用品は機内への持ち込みが禁止されているため、摘発時に関係機関による合同調査を受けることができ、航空機遅れが発生する恐れがある」とし、「護身用品の業者には、機内持ち込み不可を表記をしてほしいと要請した。広報および業界との協力強化など、安全対策を積極的に講じる」と明らかにした。空港利用前に航空保安365(www.avsec365.or.kr)とカカオトークのチャットボット「聞いて保安」などに所持物品を入力すれば持込の可否を確認することができる。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com